2023年1月26日に新発売となったナイキ「インヴィンシブル3」 「ナイキ史上最高レベルの足裏の快適さ」がウリので「ケガゼロ」が目的のjogもしくはリカバリー用の厚底ランニングシューズです。
数あるナイキの厚底シューズの中でも市民ランナーから一流ランナーのジョグ用シューズとして開発された「インヴィンシブル3」
歴代の「インヴィンシブル」も「怪我を減らしラクに走れる」がコンセプトになっている通り、市民ランナーから一流ランナーまですべてのランナーにおいてホントにラクに走れるクセのない厚底シューズです。
ジョグ用の怪我無くラクに走れるシューズがコンセプトとはいえ、税込定価が22,000円(※2023年7月に25,740円に値上げ)と手を出すには勇気がいるお値段です。
「インヴィンシブル3」を購入するかどうかお悩みの方も多いかとお察し致します。高額商品ゆえに絶対に失敗したくないですよね。失敗しないために「インヴィンシブル3」について徹底解剖して参ります。
ちなみに私の過去5年間のベストタイムは、
10キロ:39分16秒(伊達ハーフマラソン)
ハーフマラソン:1時間28分05秒(2023年当別スウェーデンマラソン)
フルマラソン:3時間25分12秒 (2024年洞爺湖マラソン)
というタイムです。俗にいうサブ3.5ランナーが物申している、という感覚で捉えてもらった方が良いです♪
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いきなり結論!ナイキ「インヴィンシブル3」はどんなランナー向きのシューズなのか?
私は今回初めて「インヴィンシブル」を購入しました。これまでジョグ用シューズは当ブログでもご紹介しております通り、ナイキ「ペガサスターボ2」やホカオネオネ「カーボンX2」を使用しておりました。
当ブログではこれまでも多くのナイキシューズをレビューして参りました。「インヴィンシブル3」は2022年7月に発売となったカーボンプレート搭載の「ズームフライ5」と似通ってます。
ソールの厚さやシューズの形状なども非常に似通ってます。
冒頭にご紹介致しました通り、脚力に関係なくすべてのランナーが怪我無くラクに走れるジョグ用シューズではありますが、「ズームフライ5」がしっくり来ている方にはより「インヴィンシブル3」はしっくりくるでしょう。
「インヴィンシブル3」の特徴を徹底解説!
それではナイキ「インヴィンシブル3」を購入される際に失敗しないために、事細かに徹底解剖して参ります。
「インヴィンシブル3」の発売は1月ということで、雪国の北海道では試せませんでしたので、鹿児島出張のおりに実走してみました。↑バックは桜島です♪
履き心地・サイズ感は?
まずは「インヴィンシブル3」の履き心地から。私はナイキシューズはすべてサイズが25.5㎝で「インヴィンシブル3」も同じ25.5㎝を購入。
「インヴィンシブル3」は他のナイキシューズと比べてシューズの真ん中の部分がキュッとくびれており、多少の窮屈感は否めませんが、走っているうちにすぐ慣れてくる履き心地です。
サイズ感もジャストと言った感じで、真ん中がくびれているとはいえ、通常履いているサイズをアップダウンする必要はないでしょう。
このようにシューズの真ん中がキュッとくびれてますので、足幅が広い方にとっては多少窮屈に感じるかもしれません。なので走幅が広くて気がかりな方は、一度試しに履いてから購入されることをおすすめ致します。
フィット感は?
「インヴィンシブル3」のフィット感はかなり良いです。シューズの口部分にはしっかりと足首をホールドするようにパットが配置されてます。
そして絶妙なフィット感を醸し出してくれているのがこのシュータン(靴ベロ)
厚過ぎず薄過ぎない絶妙な厚さのシュータン(靴ベロ)と足首のパットがサイコーのフィット感を提供してくれます。走っていても脚が抜ける感じは全くありません。
重さは?
さてこれだけブ厚いズームX満載のソールを搭載している「インヴィンシブル3」の気になる重さですが、
サイズ25.5㎝1足の重さを測定してみたところ、なんと!257gと同じくナイキのカーボンプレート搭載「ズームフライ5」の同サイズよりも3g軽いではないか!(ズームフライ5の25.5㎝は260g)
ジョグ用シューズとしてはかなり軽い分類に入るのではないでしょうか。
ぱっと見右の「ズームフライ5」よりも重そうな左の「インヴィンシブル3」ですが、よく見ると無駄がそぎ落とされたソールとなってます。
ソールの左右がえぐられているのがお分かり頂けるでしょうか。これはただ無駄を削っただけではなく、最新のテクノロジーを使用して計算され配置されたクッション性と安定性、足を保護する形状となってます。
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「インヴィンシブル3」を履いて走ってみた!グリップ力や耐久性、クッション性・通気性は?
「インヴィンシブル3」発売月の1月は北海道は豪雪の極寒。なので鹿児島出張の際に「インヴィンシブル3」を履いて実際に走ってみました。
まずはグリップ力ですが、スタッドレスタイヤか?と思うくらいゴツいラバーがアウトソール(靴裏)に貼られてます。
見ての通りのごつごつ感なので、雨の路面でもグリップ力は申し分ありません。アウトソールの幅も広くて走っている時の安定感はハンパないです!
つま先部分の補強もお値段通りにしっかり補強されておりますので、耐久性もかなり高いと言えます。
つづいてクッション性ですが、ナイキ史上最も高いクッション性と優れた反発力が得られる「ズームX」をソールにフル搭載した「インヴィンシブル3」のクッション性はかなり良いです。
ただ従来から「ズームX」を搭載している「ヴェイパーフライ」や「アルファフライ」までの柔らかさではありません。
脚力に関係なくすべてのランナーが対等に履きこなせるように「インヴィンシブル3」のソールは正直トランポリンの上をピョンピョン跳ねるような柔らかさではありません。固すぎず柔らかすぎずといった感触でしょうか。
続いて通気性ですが、「インヴィンシブル3」のアッパー(シューズの生地)にはフライニットという通気性の良い素材が使用されております。
ただ「インヴィンシブル3」に搭載されているフライニットは伸縮性はなく、触った感じはプラスチックに近い肌触りです。ただその分丈夫で耐久性に優れ、走っている最中にしっかりと安定させる効果があります。
多少の雨にも対応できそうな生地です。
この「インヴィンシブル3」を履いて以下のペースでまずは9キロほどゆっくり走ってみました。
「ダイヤモンド桜島」が見たくて桜島が雄大に見渡せる「磯海水浴場」まで往復9キロ走りましたが、これまで履いた厚底シューズの中でもクセがなく、脚力に関係なくすべてのランナーが履きこなせるシューズだと時間しました。1キロ5分前後が気持ちの良いゾーンです。
特にソールが柔らかすぎるシューズを履くと、足の裏の筋肉が痛くなる、というランナーが多いと思いますが、ソールがそこまで柔らかくない「インヴィンシブル3」は安定感もアリ、ホントに怪我無くラクに走れるランニングシューズだと実感致しました。
まとめ:ナイキ「インヴィンシブルラン3」は脚力に関係なくすべてのランナーのジョグシューズとして使える!
決して安い買い物ではないナイキ「インヴィンシブル3」
ランニング初心者が練習からレースで履くシューズとしてはちょっと高すぎるかなと・・
またレースで記録を狙いたい方にもおすすめ出来ません。「インヴィンシブル3」はあくまでも「怪我無くラクに走れる」ジョグ用シューズとして開発されており、レースで記録を出す用に作られていないためです。
「インヴィンシブル3」購入がおすすめのランナーとして実際に「インヴィンシブル3」を履いて走ってみた私が感じた方とは、
- もともとナイキの厚底シューズを履きなれていて、ジョグ用シューズとして別のシューズの購入を考えているランナー
- 別メーカーのシューズを履いているが、リカバリー用のミッドソールが柔らかいシューズをお探しの全てのランナー
でしょうか。
あとは「インヴィンシブル3」はかなりファッション性が高いシューズでもありますので、上記に加えて「見た目もオシャレでランニング以外のファッションにも合わせたい」ランナーにもおすすめです。
「インヴィンシブル3」の中敷きもおしゃれなロゴがあしらわれてます。
ホントにクセがない足裏が痛くならない、安定感のあるジョグ用シューズです! 見た目もスタイリッシュですので、私は超絶おすすめです!
私は発売日当日にナイキ公式サイトから購入致しましたが、上記でご紹介したカラーは即完売となりました。ただナイキ公式サイトでは常時追加になっておりますし、ナイキ公式サイト以外にも「アルペン」でも発売されておりましたので、両サイトは必ずチェックしましょう↓
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