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ホカオネオネ「カーボンX3」レビュー!厚底カーボンデビューにおすすめ!前作との違いを徹底解説!

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ランニングシューズレビュー
この記事は約12分で読めます。

サブ3.5ランナーで多くの厚底シューズを当ブログでレビューしてきた私が一押しのホカオネオネ「カーボンX2」

 

その「カーボンX」に新作「カーボンX3」が2022年3月1日に新発売。ホカオネオネ「カーボンX2」がサブ3.5ランナーに一番適したシューズだと思っている私は発売日に即購入!

早速前作「カーボンX2」と新作「カーボンX3」との違いについて徹底レビュー致しました。これから厚底シューズデビューを果たそうとしている方、さらには「カーボンX3」を購入しようと思っている方のお役に立てましたら幸いです。

ちなみに私の過去5年間のベストタイムは、

 

10キロ:39分16秒

ハーフマラソン:1時間24分02秒(2024年東京レガシーハーフマラソン)

フルマラソン:3時間25分24秒(2024年洞爺湖マラソン)

 

というタイムです。俗にいうサブ3.5くらいのランナーが物申している、という感覚で捉えてもらった方が良いです♪

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「ホカオネオネ公式サイトからカーボンX3を見てみる」

万人受けする厚底シューズ ホカオネオネ「カーボンX3」前作との大きな変更点は2点

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私は前作「カーボンX2」の愛用者でありますが、これまで数々の厚底カーボンを履いて検証した中で、サブ3.5〜4ランナーのようにそこまで脚力がないランナーに一番向いていると思った厚底カーボンがホカオネオネの「カーボンX2」でした。

私がこれまで履いた厚底カーボンで一番しっくりきたホカオネオネ「カーボンX」に新作が出るとのことで、早速発売日の2022年3月1日にポチってしまいました。「カーボンX2」と「カーボンX3」の違いについてご紹介致します。

 

大きな変更点は2点。1つ目はアッパー(シューズ全体を覆っている生地)が大幅リニューアル。シュータン(靴ベロ)も新作「カーボンX3」ではアッパーと一体となっており、まるでソックスを履いているかのような感覚になります。

※左が新作「カーボンX3」 右が旧作「カーボンX2」見た目からもアッパー(生地)が明らかに変わっている

 

前作「カーボンX2」のアッパーも耐久性が高く、現在まで200キロ以上走行してますが、アッパーのダメージはほぼゼロ。一方新作「カーボンX3」のアッパーはより耐久性が高ま理、さらには伸縮性や通気性も高まっております。

アッパーとシュータンが一体化したため、新作「カーボンX3」の方が明らかにフィット感が増しております。

続いて変更点その2ですが、かかとつシューズの口の部分が「カーボンX3」の方がより薄くなりました。

シューズの口を上から眺めると一目瞭然。左の新作「カーボンX3」の方が薄く作られているのがお分かりかと思います。

「カーボンX3」は履き口が薄まった分、アッパーとシュータンが一体化しているため、その分フィット感が格段に増しております。足に吸い付くような吸盤のような感じです♪

ホカオネオネ「カーボンX3」を履いて実際に走ってみた感触と前作との違いを検証!

3月初旬というと私が生活する北海道はまだまだ雪が降り積もっております。一部アスファルトが出ている部分がありましたので、そこで試し履きしてみました。

ランナーにとって気になるポイントを下記に記載致します。

足を入れた時のフィット感とサイズ感は?

私は当ブログでも沢山の厚底カーボンシューズをレビューして参りましたが、このホカオネオネ「カーボンX3」を含めてナイキ・アディダス・ニューバランス共にシューズのサイズは全て「25.5センチ」です。

上述の通り「カーボンX3」はアッパー(シューズ全体の生地)とシュータン(靴ベロ)が一体となってますので、まるでソックスを履いているかのように足に食らいつくフィット感がハンパないです。

そんなフィット感がハンパない「カーボンX3」ですが、サイズも他のシューズ同様25.5で全く問題ありません。窮屈な感じも全くありませんので、他メーカーのシューズと同じサイズで問題ないかと思います。

クッション性・反発力・推進力は?

ミッドソール(シューズのクッション部分)にはPROFLY™️X(プロフライエックス)というホカオネオネ独自のテクノロジーを搭載。

 

PROFLY™️X(プロフライエックス)とは、クッション性を確保するために弾力性と厚みのあるヒールと、推進力を高めるために程よい硬さを持たせた前足部分を合わせたデュアル構造のミッドソールのこと。確かに履いた感じはナイキやアディダスの厚底カーボンよりも明らかにソールが硬いと感じます。

それにカーボンファイバープレートが加わることで、スピードとクッション性のある走り心地を同時に提供。これも前作「カーボンX2」と変更はありません。

 

また新作「カーボンX3」には前作「カーボンX2」同様にメタロッカージオメトリーを採用。メタロッカーとはスムーズな足運びを促すためにドロップの差を少なくし、つま先とかかと部分を滑らかに削ぎ落とした独特のソール形状のこと。 シューズを良く見るとアウトソールがアーチ状になってますよね。

両端をカーブさせることで、まるで車輪のようなローリング運動を導きます。「カーボンX3」を履いて走るとこれをすごく体感できますが、このローリング運動によって強い推進力をもたらしてくれます。

 

ナイキやアディダスの厚底カーボンのように「トランポリンの上を歩いているかのようにフワフワ」した感じではありませんが、他メーカーの厚底カーボンシューズでは体感できない独特な特徴と言えます。

グリップ力は?

前作「カーボンX2」から新作「カーボンX3」へのアウトソール(靴の裏)の素材や形状の変更はありません。アウトソールには「ラバライズEVA」というクッション性と反発性を兼ね揃えた素材が用いられております。

この「ラバライズEVA」という素材ですが、ぱっと見は滑りそうな溝となってます。

 

ただこれまで「カーボンX2」を履いていても走っていてもしっかりと地面を捉えてくれますし、凹凸が少ない分、地面に突っかかることもほとんどありません。また濡れた路面でも滑りやすいということもありませんでした。

 

ロードを走る上では全く問題のないグリップ力かと思います。

前作よりも軽くなったホカオネオネ「カーボンX3」

上記でご紹介した前作「カーボンX2」からの大幅改良点2点(アッパーの変更と履き口が薄くなった点)があったせいか、新作「カーボンX3」の重さを測ってみるとサイズ25.5㎝で一足217g!

前作「カーボンX2」よりも5g軽くなりました。

商品名 一足の重さ(25.5㎝)
カーボンX2 222g
カーボンX3 217g

たった5g?と思うかもしれませんが、両方の靴を持ってみるとその重さは明らかに違いを感じます。

特に1秒でもタイムを縮めたい方にとっては少しでも軽いシューズを履きたいですよね。ホカオネオネ「カーボンX3」は性能面でも重さの面でもナイキやアディダスの厚底カーボンにかなり近づいてきた感があります。

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通気性が大幅に改善!撥水性と速乾性は?

「カーボンX2」と「カーボンX3」の最大の変更点の一つが「アッパー(シューズ全体の生地)の変更」出すが、そのアッパーが「エンジニアードニット」という伸縮性と通気性に優れた素材へと変更になっております。

左が前作「カーボンX2」、右が「カーボンX3」ですが、細かな溝の多さからも明らかに「カーボンX3」の方が通気性が良さそうなのがお分かり頂けると思います。

撥水性ですが、アッパーに霧吹きを3回かけてみました。あっという間にシューズ内に水が染みてきます。撥水性はほぼないと思った方が良いでしょう。

ただニット素材なので、乾きは早いです。撥水性はありませんが、通気性も良く速乾性も高いので、夏場のレース向きと言えます。

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耐久性は変わらず良いといった感じか?

私は前作「カーボンX2」をこれまでに200キロほど走って参りました。そのアウトソール(靴の裏)の痕跡がこちら! かかと部分のサイドに多少の減りが見られるのと、

※左が新作「カーボンX3」右が前作「カーボンx2」のアウトソール(靴の裏)

 

つま先部分にも擦れが見られるものの、全体的にダメージは少ないと言えます。アウトソールの形状や素材に変更点は見られませんので、これまで前作を履いてきた感じでは耐久性は高いと判断できます。

一方のアッパー(シューズ全体の生地)のダメージですが、右側の前作「カーボンX2」は全くの無傷です。「カーボンX3」のアッパー素材は前作よりもより耐久性が高まったと言われております。

厚底カーボンと言えば、ナイキのヴェイパーフライネクスト%が代表的ですが、その性能の高さゆえにもろい、耐久性が極めて低いと言われております。

 

しかしホカオネオネ「カーボンX」シリーズはウルトラマラソンを走り切る設定で作られておりますので、耐久性は他の厚底カーボンよりも極めて高いと言えます。「カーボンX3」は、そこそこのお値段はしますがコスパは非常に高いです。

ナイキ ズームフライ4 との比較

ホカオネオネ「カーボンX3」は厚底カーボンで第一線を走るナイキで例えるなら当ブログでもご紹介している「ズームフライ4」とよく似ております。

ナイキ「ズームフライ4」のレビュー記事はこちら↓

ナイキ「ズームフライ4」実走レビュー!サブ3.5〜4向け厚底カーボンを徹底解説!
2021年12月中旬に発売となった「ズームフライ4」前作「ズームフライ3」との変更点など、前作と比較しながら実際に「ズームフライ4」を履いて走ってみて徹底検証して参ります。「ズームフライ4」を購入しようかとお考えの方の参考になりました幸いです。

そのナイキ「ズームフライ4」と比較してみました。アッパー(シューズ全体の生地)はナイキ「ズームフライ4」がフライニット、ホカオネオネ「カーボンX3」はエンジニアードニットという素材。共に通気性と伸縮性に富んでおり、非常に似通ってます。

しかもナイキ「ズームフライ4」とホカオネオネ「カーボンX3」共にアッパーとシュータン(靴べろ)が一体化してますので、共に「ソックスを履いているかのように包まれた感触」が得られます。

履き心地も非常に似通ってます。共に絶妙なフィット感を醸し出してくれます。

ただミッドソール(シューズのクッション部分)の素材の違いなのか?重量に決定的な違いがあります。

メーカー名 商品名
一足の重さ(25.5㎝)
ナイキ ズームフライ4 246g
ホカオネオネ カーボンX3 217g

ホカオネオネ「カーボンX3」の方が29gも軽くなってます。

 

なので私は普段の練習ランニングではナイキ「ズームフライ4」もしくは前作「カーボンX2」を使用し、レース本番ではホカオネオネ「カーボンX3」を使用する予定です。

10キロロードレースでホカオネオネ「カーボンX3」を履いて走ってみた!

2022年3月27日(日)に開催された北海道のロードレース「苫小牧30K」の10キロで早速ホカオネオネ「カーボンX3」を履いて走ってみました。

ご存知の通り2022年の冬の北海道は寒さと豪雪に見舞われて2−3月は全く走れませんでした。月の走行距離は30キロ程度(;´д`) こんな脚力で厚底カーボン履いて良いのか?という状態でした・・

結果は10キロ44分49秒と過去ワーストタイム・・でもシューズのおかげ?かこの練習量で良く走れたかな?という感じです。

走っていてもふくらはぎや足の裏に負担が掛かることが全くなく、次の日のダメージほぼありませんでした。やはりホカオネオネ「カーボンX3」はそこまで脚力がないランナーにも向いている厚底カーボンだと改めて実感。

 

そして唯一気になる点がありました。下記の画像は上が前作「カーボンX2」で下が「カーボンX3」なのですが、「カーボンX3」がシュータン(靴ベロ)とアッパー(靴の生地)が一体となったため、に丸印のシューズの内側に繋ぎ目が出来てしまいました。

これがくるぶしに当たり、歩行している時はちょっと痛かったです。ただ走り始めると全く気にならないので、大丈夫かと思います。

 

また前作「カーボンX2」と比べて新作「カーボンX3」は走っていて多少締め付け感がありました。シューズの紐は程よく閉めないと締め付け感がかなりあるので、程よく結ぶことをおすすめ致します。

まとめ ホカオネオネ「カーボンX3」は厚底カーボン初心者やサブ4以上のランナーに超おすすめ

ホカオネオネ「カーボンX3」はカーボンファイバープレート搭載ながら、ミッドソール(シューズのクッション部分)が程よく硬くなってます。

数々のランナーが好記録を続出しているナイキ「ヴェイパーフライネクスト%」や「アルファフライネクスト%」、アディダス「アディオスプロ2」などの厚底カーボンシューズは、ミッドソールが柔らかく、一流ランナーでも履きこなすのが難しい、怪我につながるリスクも高いと言われております。

 

今や誰もがそれら好記録を続出しているシューズを手に入れられる時代となりましたが、脚力のないランナーにとっては「諸刃の剣」です。ただどうしても記録を出したいがゆえにシューズに頼ってしまうことも事実です。

 

ホカオネオネ「カーボンX3」のミッドソールの程よい硬さから、そこまで脚力に自信のないサブ4〜3ランナーに向いている厚底カーボンだと思います。怪我をせずに記録を狙えるシューズだと私は実感しております。

これまで数々の厚底カーボンシューズを履いてきた私が一番しっくりきたのが「カーボンX2」でした。本当にクセがない厚底カーボンシューズです。新作「カーボンX3」もサブ3.5ランナーの私の良い相棒となってくれるでしょう。

「ホカオネオネ公式サイトからカーボンX3を見てみる」

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