ナイキ「ズームフライ4」実走レビュー!サブ3.5〜4向け厚底カーボンを徹底解説! | デリキャンランの北海道大好きブログ!
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ナイキ「ズームフライ4」実走レビュー!サブ3.5〜4向け厚底カーボンを徹底解説!

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ランニングシューズレビュー
この記事は約9分で読めます。

2021年12月中旬に発売となったナイキ「ズームフライ4」

私は前作「ズームフライ3」には今でも大変お世話になっております。履きやすさはもちろん、最上級モデル「ヴェイパーフライネクスト%2」と比較して、脚力に自信がなくても誰でも履きこなせる点が本当に良いシューズかと。

 

耐久性が低いことで懸念されている「ヴェイパーフライネクスト%2」や「アルファフライネクスト%」と比べて、前作「ズームフライ3」は耐久性が高く、私はすでに800キロ以上練習で使用しているものの、靴底(アウトソール)はまだまだ生きております。

 

果たして新作「ズームフライ4」はどのような進化を遂げたのでしょうか。前作「ズームフライ3」との比較を交えながら、実際に走ってみて徹底レビュー致します。

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端的に前作「ズームフライ3」と新作「ズームフライ4」では何が変わった?

ぱっと見そこまで大幅な変更が見られない「ズームフライ4」ですが、一体どこがどのように変更にあったのでしょうか。端的にまとめてみました。

変更点
定価(税込) 重さ
(25.5㎝)
アッパー
(靴の素材)
かかと
ズームフライ3 17,600円 236g ヴェイパーウィーブ 薄いパット
ズームフライ4 18,700円 246g フライニット 厚いパット

端的に変更点を申し上げますと、重さとアッパー(靴の素材)とかかと部分の3点です。

 

まずは重さが前作「ズームフライ3」と比べて10g増えました(25.5㎝で236gから246gへ)これは下記にご紹介すrアッパー(靴の素材)の変更によるものです。実際に履いた感触としてはその重さの違いは全く感じません。

最大の改良点がアッパー(靴の素材)の変更です。右の「ズームフライ3」で採用されていたのはヴェイパーウィーブというかっぱのような水はけのよさそうな生地。一方の新作「ズームフライ4」にはフライニットという通気性の良い軽量メッシュ生地に変更となりました。

3点目はかかと。右側の「ズームフライ3」は薄いクッションでしたが、新作「ズームフライ4」には厚手のクッションが採用となっております。これによりフィット感が大幅に向上致しました。

そしてアッパー(靴の素材)変更により、お値段が定価で1,100円ほど上がってしまいました。果たしてこれが吉と出るか?凶と出るか?下記に詳しくご紹介して参ります。

現在(2022年9月)新作「ズームフライ5」が発売されましたので旧モデルの「ズームフライ4」はナイキ公式オンラインでは底値で販売されております↓

ナイキ公式オンラインはこちら

「ズームフライ4」の履き心地・フィット感は大幅に改善!サイズ感は少々窮屈に

上記でご紹介のとおり、「ズームフライ4」ではアッパー(靴の素材)にフライニットという伸縮性のある軽量メッシュ素材へと変更になっております。その伸縮性のあるフライニットが足を包み込むようなフィット感を生み出しくれます。

前作「ズームフライ3」(右)と新作「ズームフライ4」(左)を比較しても、その包み込むような感じの違いが画像でもお分かり頂けると思います。「ズームフライ4」はまるでソックスを履いているような感覚です。

あとはこれも上記でご紹介した「かかとに厚みのあるパットが採用されている」ことで、絶妙なフィット感を醸し出してくれます。

このクッションとフライニットの組み合わせが前作「ズームフライ3」の欠点でもあった「抜ける感じ」を解消してくれました。これは大幅な改善点かと思います。

あとは前作「ズームフライ3」には無かった機能として、新作「ズームフライ4」にはかかととシュータン(靴べろ)にプルストラップが採用されております。

フィット感が強い「ズームフライ4」はシューズを脱着する時に結構な力が必要になります。ただこのプルストラップがあると脱着がかなり楽になります♪

「ズームフライ4」はフライニットのフィット感に加え、かかとに厚めのパットが採用されているので、足幅によってはかなり窮屈に感じるかもしれません。

 

私は前作「ズームフライ3」と同様に新作「ズームフライ4」でも同じサイズの25.5㎝を選択して、問題ありませんでしたが、様々な口コミを見ているとワンサイズアップされている方がいらっしゃいます。

 

購入を検討されている方は一度店頭で試し履きされると良いかもしれません。

「ズームフライ4」の生地はフライニットに変更。耐久性がアップ

「ズームフライ4」の耐久性について検証致します。上述の通り、「ズームフライ3」からの最大の変更点としてアッパー(靴の素材)がかっぱのような水分に強い素材ヴェイパーウィーブから軽いメッシュ生地のフライニットへと変更になっております。

このフライニットという生地は、伸縮性に富んでおり靴内部のあらゆる衝撃耐えられる強い生地です。

とは言いつつも前作「ズームフライ3」に採用されていたヴェイパーウィーブも耐久性は高かったです。現在も愛用している私の「ズームフライ3」は800キロほど走っておりますが、生地自体の傷みは全くと言って良いほどありません。前作よりもさらに生地が強化されたということですね♪

一方のアウトソール(靴底)ですが、ここに関しては全く変更点はありません。素材や溝に至るまでほぼ同じ構造となっております。

走行距離800キロの私の「ズームフライ3」は隅っこに多少のすり減りがあるものの、まだまだ現役で使用できるレベルです。「ズームフライ」のアウトソール(靴底)は耐久性が高いと言えます。

「ズームフライ4」は通気性が大幅に向上

耐久性に大きな差はないものの、通気性においては「ズームフライ4」で採用されているフライニットが圧倒的に良いと言っても良いでしょう。両者の見た目からも右側の「ズームフライ4」の方が溝(メッシュ)が多く、通気性が良さそうなのがお分かり頂けるかと思います。

「ズームフライ4」をシュータン(靴べろ)から覗いてみても、メッシュ素材が通気性が良さそうなのが見て取れます♪

現在(2022年9月)新作「ズームフライ5」が発売されましたので旧モデルの「ズームフライ4」はナイキ公式オンラインでは底値で販売されております↓

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実際走ってみた感触「ズームフライ3」と「ズームフライ4」に大きな違いは感じない

「ズームフライ4」には「ズームフライ3」同様に、カーボンファイバープレートが内蔵されております。

 

「ズームフライ4」に搭載されているカーボンファイバープレートは、「ヴェイパーフライ ネクスト%2」に搭載されているプレートと形状は同じでありながら、柔軟性がわずかにアップしたと、ナイキ公式ホームページには公表されております。

基本的にソールは両方ともReact(リアクト)というナイキの中で最も柔らかく弾力性のあるクッショニングが採用されておりますので、実際に走ってみた印象としては、両方ともそこそこの反発力を感じることはできます。ここは大きな差はないかなと感じます。

ただ決定的な違いは、生地が改良されたことと、踵に厚みのあるクッションが採用されたことで、走っていても前作「ズームフライ3」のように「抜ける感じ」は無くなったことでしょうか。

「ズームフライ4」は前作「ズームフライ3」の欠点を改善してくれた究極の市民ランナー向け厚底カーボンシューズと言えます。

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ヴェイパーフライと比較して反発力がない分、「ズームフライ4」はサブ4からサブ3.5ランナー向きかも

私は前作「ズームフライ3」を主に練習で使用してきました。ちなみに私の月の月間走行距離は100キロ前後と、とてもサブ3.5ランナーとは思えないほどの練習距離なのですが。。

 

そんなあまり脚力に自信のない方でも履きこなせてしまう厚底カーボンが「ズームフライ4」なのです。

一方上級者モデル「ヴェイパーフライネクスト%」や「アルファフライネクスト%」はソールが柔らかい分、反発力が強すぎて、ある程度の脚力がないと怪我につながるとも言われております。

 

「ヴェイパーフライネクスト%」や「アルファフライネクスト%」と比べても「ズームフライ4」のソールはそこまで柔らかくなく、反発力もそこそこなので、サブ4からサブ3.5あたりのランナーには怪我につながることなく、練習、そしてレースに臨めるシューズかと思います。

 

2022年1月23日に開催される「石垣島マラソン」のハーフマラソンで、実際に「ズームフライ4」を履いて出走予定でしたが・・ あいにく新型コロナのオミクロン株の急拡大で3月20日に延期に。。東京出張時に皇居ランで「ズームフライ4」を履いて15キロ走ってみました。

写真をぱしゃぱしゃ撮りながらのランでしたので、ラップが安定しておりませんが、ゆっくり走ってこんな感じです。

相変わらず、グイグイ前に進む感じで万人に走りやすいシューズです。足がすっぽり抜ける感じも無くなりましたし、これは「ズームフライ4」とは長いお付き合いになりそうです♪

ナイキ「ズームフライ4」実走レビュー!サブ3.5〜4向け厚底カーボンを徹底解説!まとめ

見た目あまり「ズームフライ3」から「ズームフライ4」の違いを感じませんでしたが、履いて走ってみるとその違いに気がつくことが出来ました。

両者の違いは、

●生地が変更になったこととかかとのパットに厚みがましたことで走っていても抜ける感じがなくなった。

●生地がメッシュ素材の「フライニット」に変更になったことで、フィット感と通気性が向上した。

 

圧倒的な違いはこの2点でしょうか。反発力や推進力は前作「ズームフライ3」そのままで、「抜ける感じ」がしなくなったことで、確実に走りやすくなったと感じました。

 

サブ3.5〜4を目指す市民ランナーの方で、普段の練習とレースの両方で使用した方におすすめの厚底カーボンシューズです。

現在(2022年9月)新作「ズームフライ5」が発売されましたので旧モデルの「ズームフライ4」はナイキ公式オンラインでは底値で販売されております↓

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コメント

  1. 浅井俊行 より:

    デリキャンランさん、reviewありがとうございます。
    とても参考になりました。
    近々購入しようと思っています。
    実際のレースでのreportも期待しております。
    では、よいお年を。

    • 励みになるコメントありがとうございます。反発力と推進力はそのままにフィット感が抜群に向上しました。レースレビューも乞うご期待ください!

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