私はビジネスでも出張が多いため「なるべく疲れが溜まらないホテルに泊まりたい!」をモットーにホテル選びをしております。
なのでホテル選びの先に重要視しているのは「快適性」と「大浴場(温泉)があるかどうか」そして「リーズナブルか」の3点です。
2022年2月岩内町に宿泊した際、岩内町の旅館・ホテルでもリーズナブルな料金で高級旅館気分が味わえて、もちろん入浴施設も充実している「いわない温泉おかえりなさい」に宿泊致しました。
私のホテル選びのモットーである疲労回復におすすめの宿泊施設の設計になっている「いわない温泉おかえりなさい」について、旅館内部を徹底解説して参ります。
ぜひ「いわない温泉おかえりなさい」で宿泊をお考えの方の参考になりましたら幸いです。
「いわない温泉おかえりなさい」基本情報 カード利用不可
「いわない温泉おかえりなさい」の基本情報です。
名 称 | いわない温泉 おかえりなさい |
住 所 | 北海道岩内郡岩内町野束491 |
電話番号 | 0135-61-4111 |
ホームページ | https://www.iwanai-okaeri.com/ |
交通手段 | ●バス 札幌から:中央バス高速岩内号で約2時間半 ●自動車 札幌から:約2時間半/札樽自動車道小樽ICより国道5号・国道276号経由 小樽から:約1時間半/国道5号・国道276号経由 函館から:約3時間半/長万部、寿都経由 室蘭から:約2時間半/倶知安経由 千歳から:約2時間半/支笏湖、倶知安経由 |
部屋数 | 和室19室 |
チェックイン/アウト | 15:00/10:00 |
カード利用 | カード利用不可、現金のみ |
日帰り入浴 | 6:30-23:00 大人800円 子供400円 幼児無料 |
「いわない温泉おかえりなさい」の元は、1993年に「円山温泉聖観湯(しょうかんとう)」として開業した温泉旅館。しかし2008年に経営破綻。
それを岩内で有名な「高島旅館」が2010年に買い取って「別館おかえりなさい」として再オープン。そして2014年12月からは板長が「高島旅館」から独立してリニューアルオープンしたのが現在の「いわない温泉おかえりなさい」です。
岩内岳の中腹にある風光明媚な旅館ですので、車でないと行けません(笑)ほとんどの方がレンタカーや自家用車で行かれると思いますが、バスの場合は「道の駅いわない」からタクシーで向かう必要があります。
料金の支払いですが、カードは利用できません。現金のみとなっております。近くにATMがあるコンビニなどがありませんので、行かれるときは現金を多めに持っていかれることをおすすめ致します。
「いわない温泉おかえりなさい」では、日帰り入浴も可能です。利用時間も6:30-23:00と幅広く時間帯での入浴が可能です。
夏場は近くの「いわないリゾートパークマリンビューオートキャンプ場」の利用者、冬場はスキーヤー、そして多くの地元の方が利用されてます。
「いわない温泉おかえりなさい」の駐車場は旅館前と横に
「いわない温泉おかえりなさい」の駐車場は旅館前と、さらにその横にあります。
部屋数が19部屋とそこまで多くない旅館ですが、日帰り入浴の方の利用も多いため、駐車場はかなり広々としております。
チェックインフロントは入ってすぐ左側に
元々純和風の高級旅館だった「いわない温泉おかえりなさい」なので、佇まいはかなり立派です。もちろん見た目も高級旅館です。
正面入り口を入ると早速天然木の美しき旅館内が私たちを出迎えてくれます。
入り口入ってすぐ左がチェックインカウンターです。こちらでチャックインを済ませます。純和風な高級感漂う旅館内ではありますが、支払い時にカードが利用できないのが最大のネックです・・
料金の支払いはチェックアウト時に行います。正面玄関とチェックインカウンターを2階から眺めます。上から見て1口右側にある部屋が宿泊者用の靴置き場になります。
入り口入った瞬間から、「これで一泊二食付きで税込9,800円?安すぎない?」と思うくらい高級旅館感が漂っております。
お部屋のご紹介 綺麗な和室は高級感漂ってます
「いわない温泉おかえりなさい」の部屋数は和室が19室とこじんまりとした佇まい。部屋はチェックインカウンター奥を左へ曲がった一階部分と、
チェックインカウンター真向かいにある木製の階段を登った二階に和室の部屋があります。
各部屋のドアも重厚感があり、高級感漂ってます。
鍵もレトロな作り。鍵だけでも雰囲気漂ってます。オートロックではありませんので、ご注意を!
入り口入ってすぐの玄関スペース。後述致しますが、スリッパはありませんので、部屋を含めて館内は部屋備え付けの靴下か、裸足で過ごすことになります。
入り口入ってすぐ横には洗面台があります。とても清潔感漂ってます。
洗面台横にある扉がトイレになります。もちろん温水洗浄付き便座。こちらも綺麗に清掃が行き届いております。
なお、「いわない温泉おかえりなさい」の和室19室は全て浴室がありません。というのも、1階に降りたらすぐに温泉大浴場がありますので、必要ないっちゃないのです。
洗面台には歯ブラシやクシ、一回こっきりのシャンプーとコンディショナーが備え付けになってます。
また洗面台にはドライヤーも備え付けになってます。温泉の更衣室にもドライヤーがありますが、コロナ禍の今、お部屋でゆっくり乾かしたいですよね。
和室は広々8畳間。一人で宿泊するにはちょっと寂しい限り。。
2階部屋窓からは絶景が見られます。青々とした岩内の海と奥には雪をまとった積丹方面の山々が絶景を醸し出します。
夜には岩内の街並みが夜景として綺麗に眺めることが出来ます。昼夜問わず本当に良い眺めですね♪
さてこれからは和室に備え付けとなっている設備について細々と解説して参ります。まずは加湿空位清浄機。コロナ禍でも安心の設備ですね♪
お布団は決してモフモフ&フワフワではありませんが、ごく一般的な寝心地かと思います。
広々としたテーブルと座椅子。テレワークするには十分な広さ♪ 私は朝、ここでリモート会議をしました♪
時代に即した形で部屋には一つひとつWIFIが整備されております。
リモート会議もWIFIを繋ぐとサクサクでした♪ 電波は全く問題ありません。
テーブルの上にはお茶セットが。一泊する分には十分な量です。
テレビは32インチ。お部屋の広さの割には少し小さいかな?という感じでした。
窓側の広縁にはチェアとミニテーブルが設置。ちょっと一息付きたい時にもってこいのスペース。その横にはヒーターがありますが、これが2月の寒い時期にはすごく部屋が早く温まるので良かったです。
あと部屋には割と大きめの冷蔵庫があり、その上には湯沸かしポットもあります。お茶を入れる際に利用します。
冷蔵庫はビジネスホテルとは違って大容量となってますので、お酒を持ち込んでの宴会などにも対応しそうです。冷凍機能もあります。
そしてお部屋にはコロナ禍でも安心なアルコールスプレーも設置。
テレビ台の下には重厚な金庫も配備。「いわない温泉おかえりなさい」の歴史を感じさせる設備です。
広々としたクローゼットにはハンガーと、
1階の温泉に行く用のカゴと浴衣、
そして「いわない温泉おかえりなさい」の館内にはスリッパはトイレにしかありませんので、部屋と館内の移動用に各部屋には足袋が設置されております。
なかなかの履き心地ですよ(^^)v
夕食・朝食内容と会場のご紹介
高級感漂う雰囲気が魅力な「いわない温泉おかえりなさい」ですが、リーズナブルな宿泊料金で豪勢な食事が堪能できるにもこの旅館の魅力でもあります。朝食と夕食会場は1階フロント真向かいの部屋になります。ドアを開けると、
広々とした和室にテーブルと椅子が設置された朝食・夕食会場。
コロナ禍では1テーブルごとにある程度の距離が取られており、安心して食事を摂ることが出来ます。
会場には大画面のテレビがあり、一人でも寂しくなることはなさそうです(笑)
夕食内容のご紹介 えっ?これで2食ついて1万円以下!?
まずは夕食内容からご紹介致します。せっかく岩内に来たということで、壁に貼られていたポスターを見て、
「岩内地ビール」を注文(税込750円)私はそこまで酒が好きではありませんが、それでもまろやかな口当たりとあっさりとした味わいで非常に飲みやすいビールでした。
夕食は海の町「岩内」の新鮮魚介がふんだんに出てきます。茶碗蒸し、漬物に、
脂の乗ったイカ刺しに、
根ホッケ、大根のおひたし、
魚介類を後乗せするお味噌汁が絶品でした。
最後にフルーツのデザートまで付いてくるので、ご飯のおかわりなしでもお腹いっぱいになっちゃいます♪
予約時に料金上乗せで、アワビや毛蟹、ウニなども追加注文出来ます!追加しなくてもこれだけで2食ついて1万円切っちゃうので、超コスパ高いと言えます。
朝食内容のご紹介
朝食も夕食同様に1階の和会場で頂きます。朝食は自家栽培の白米(お代わりし放題)サラダに切り干し大根、温泉たまごに紅鮭、地元豆腐の冷奴、漬物、梅干し、たらこと、これまた地元産の食材をふんだんに使った朝食です。
朝からお腹いっぱいに食べることが出来ます♪ 会場入り口付近にはコーヒーも置かれてますので、テイクアウトすることも可能です。
大浴場のご紹介 露天風呂・サウナ・水風呂、そして絶景
「いわない温泉おかえりなさい」の目玉の最後が、岩内の絶景を眺めることができる「温泉施設」です。旅館1階奥が温泉です。
もちろん男女別の入り口があり、
暖簾をくぐるとすぐに貴重品入れロッカーが目に飛び込んで来ます。ロッカー使用料金はかかりませんので、心配な方はここに部屋のキーや貴重品を入れておくと良いでしょう。
朝6時の一番風呂を頂きました。誰もいない更衣室をパシャリ。日帰り入浴を兼ねた施設ですので、更衣室はかなり広めです。
大浴場入ってすぐをパシャリ。こちらも誰もない一番風呂をパシャリ。内風呂の大きな窓からは岩内の市街地と青い海、積丹半島の山々を見渡すことができる絶景風呂です。右側のドアを開けて降りていくと岩風呂もあります。
宿泊前に地元の方から伺っていたのですが、「いわない温泉おかえりなさい」のお湯はぬるめだと・・実際に入浴してみると、確かにぬるめです。
夏場だと逆に良いのかもしれませんが、冬場だと10分以上つからないと体の芯まで温まらない感じがしました。
また画像には写っておりませんが、右側にはサウナと水風呂、そして洗い場があります。日帰り入浴施設に必要な設備がこじんまりながら全て揃っている充実ぶりです。
その他 館内の設備
「いわない温泉おかえりなさい」は山の中腹にあり、近くにはコンビニなど買い物ができる施設はありません。なので、旅館内には温泉を出たところに清涼飲料水とお酒の自動販売機が設置されております。
コカコーラ専用の自販機もあります。湯上がり後にはサイコーですね♪
コカコーラ自販機の前には湯上がり後、ゆっくりとくつろぐことができる和風の休憩所があります。落ち着く雰囲気の空間ですね♪
あと2階へ上がる階段の前にも自販機があります。支払いはカード払いが出来ないのに、ここの自販機だけは電子マネーが使えちゃいます・・
チェックインカウンター横にもちょっとしたお土産コーナーもあります。
飲み物に困ることはないのですが、ちょっとしたおつまみなどは売ってませんので、事前にコンビニなどで購入されることをおすすめ致します。
岩内の観光スポットは?
風光明媚な岩内には北海道民にもあまり知られていない意外な観光スポットがたくさんあります。
当ブログはキャンプがメインのブログなのですが、「いわない温泉おかえりなさい」からほど近い「いわないリゾートパークオートキャンプ場マリンビュー」は、北海道のキャンプ場の中でもピカイチです。
我が家もここからの絶景が大好きで何度も訪れてます。
その他岩内の隠れた観光スポットに関しては、私の友人が「岩内移住ブログ」にて誰もが知らないスポットを事細かく紹介しておりますので、ぜひこちらを参考にしてください↓
まとめ 「いわない温泉おかえりなさい」はリーズナブルな料金で高級旅館の雰囲気を味わえる旅館である
総合的にまとめますと「いわない温泉おかえりなさい」はめちゃくちゃ高級感漂ってますし、朝晩の料理も十分に満足できる質と量です。
また部屋も高級感漂ってますし、2階の部屋と温泉からは岩内の絶景も眺めることができるし、ホントこのクオリティで一泊2食付きで税込1万円切っちゃいますので、超コスパが高い宿だと思います。
唯一の難点を申し上げると、キャッシュレスの時代にカード払い出来ないのが難点かなと。。ただ事前に楽天トラベルやじゃらんからの予約が出来ますので、そこでポイントを稼ぐのも一つの手かと思います。
次岩内に宿泊する際にも絶対に「いわない温泉おかえりなさい」に宿泊すること間違いなしです!
コメント