日本海に沈む夕陽と夕焼けを眺めながらキャンプがしたい!
涼しい場所でキャンプがしたい!
温泉隣接のキャンプ場でキャンプがしたい!
そんなキャンパーのニーズを満たしてくれる場所が北海道天塩町にある「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」です!
日本最北端手前の日本海に面している「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」は夏場でも涼しい日が多く、また温泉も隣接しているので、寒い日でもすぐにあったかぽかぽかです。
今回念願かなってキャンプ場を訪れてみましたので、キャンプ場内や周辺情報について良い点も悪い点もガッツリレポート致します!
なお今回も愛車デリカD:5はカミさんが使用するとのことで、セカンドカーのマツダCX-5での出陣です(涙)
ブログランキングに参加してます!こちらをポチして下さると助かります!
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」 基本情報
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」の基本情報です。
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」基本情報 | |
住所 | 北海道天塩郡天塩町サラキシ7476番地 |
営業期間 | 5月1日〜10月中旬(2023年) |
予約電話
|
01632-2-1830 |
4/1 電話予約開始(2023年) | |
ホームページ | ホームページはこちら |
チェックイン | 13:00-21:00の間 |
チェックアウト | 〜10:00 |
施設利用料金 | 無し |
ペット同伴 | 可 |
ドッグラン有無 | なし |
遊具有無 | 小さなアスレチック遊具有 |
川遊び・水遊び | 鏡沼での入水可 |
近隣温泉 | 「てしお温泉夕映」まで徒歩1分 |
サイト料金 | ||
区分 | サイト数 | 料金 |
バンガロー:4人用(照明) | 8 | 3,300円 |
オートバンガロー:6人用(照明・電源15A) | 5 | 3,800円 |
オートサイト(電源15A) | 8 | 3,000円 |
キャンピングフリーサイト | 50 | 500円 |
キャンピングカーサイト | 500円 | |
ライダーハウス | 200円 | |
キャンセル規定 | キャンセル料はかかりませんが必ず事前連絡を! |
私は2023年7月下旬に使用しましたが、予約は前日に行いました。オートキャンプ派の私は迷わずオートサイトを予約しましたが、その際場所の指定もできました。
おすすめのサイト番号は下記にガッツリご紹介致しますが、可能な限り場所は指定されると良いでしょう。札幌方面から向かう際には、高速道路が留萌まで開通した影響で4時間かからずに到着できちゃいます。
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」周辺の買い物スポットは?
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」の管理棟には売店はありません。清涼飲料水の自動販売機しかありませんので、事前の買い物は必須です。
ただキャンプ場からすぐのところに買い物スポットはいくつかありますので、下記にご紹介致します。
「道の駅てしお」
キャンプ場から車で4分足らずのところに「道の駅てしお」があります。
天塩町の名産は「しじみ」 そのしじみが生で売られておりますし、生しじみ貝が入ったカップ潮汁も売ってます。
また「道の駅てしお」では、生のしじみ貝以外にも生うにが販売されてます。しじみも生うにも2022年・2023年に訪れた時、両年とも販売されておりました。
私が道の駅で購入したのは生しじみ貝が入ったカップ潮汁としじみラーメン、
そして贅沢にも生うにをぼっちキャンプにも関わらず購入し、
贅沢にも炊いたご飯にのせて頂きました!激ウマ!
しじみ・生うにとも「道の駅」でしか売られてませんので、ぜひ購入してみてください!
「ツルハドラッグ天塩店」
「道の駅てしお」からほど近い国道232号線沿いに「ツルハドラッグ天塩店」があります。
ここのツルハは医薬品以外にも肉などの食料品がかなり充実してます。正直キャンプに必要な食材はほぼこちらで賄えるくらいの充実ぶりです。
チューオー天塩店
天塩町には町内唯一のスーパー「チューオー天塩店」があります。
ただ正直品揃えは上記でご紹介した「ツルハドラッグ天塩店」の方が豊富です。「ツルハ」にない食材をこちらで求めるくらいのお気持ちで向かった方が良いでしょう。
「セイコーマートあかつか天塩店」
キャンプ場から徒歩圏内の場所に「セイコーマートあかつか天塩店」があります。
夜中でもいざ困ったらこちらに向かうと良いでしょう。私のようにぼっちキャンプでの利用の場合、こちらで食材が十分に賄います。
チェックイン受付 売店などは一切ありません
細長い建物が「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」の管理棟。その上に聳えるのが温泉施設「てしお温泉夕映」です。
管理棟でチェックイン受付を行いますが、その際に駐車スペースがなく、このように路駐するしかありません。
受付には看板が出てます。
入ってすぐ左側にチェックインカウンターがあります。
チェックインカウンター右の扉の奥にはBBQスペースが広がってます。
BBQスペースの一角にあるのが自動販売機。「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」には売店はなく、この自動販売機一機のみです。事前の買い物は必ず済ませておきましょう。
チェックイン受付カウンター向かいには乾燥機があります。30分100円です。そしてなぜか洗濯機は管理棟向かいのフリーテントサイト横の建屋にありますので、ちょっと利便性としては悪いです。
各サイトのご紹介
それでは「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」の各サイトについてガッツリご紹介致します。
オートサイト
オートサイトは管理棟を左手に丘に続く道なりを進んだ先にあります。
道を進むと左手に温泉施設「てしお温泉夕映」が見えてきます。
坂を登り切った先にオートサイトとバンガローが見えてきます。
オートサイトは一方通行。左側通行で進みます。
手前からオートサイトA1からA4と続きます。オートサイトAは意味沿いではなく大陸側に面しており、目の前は背の高い草木で覆われております。
オートサイトA1から海の方を眺めますが、サイトから直接丘の下にある鏡沼や、日本海を眺めることは出来ません。サイトの広さはツールームテントを悠々と設営できる広さ。駐車スペースも大型のキャンピングカーが悠々と駐車できる長さです。
オートサイトA3とA4には向かいのオートサイトBとの境目となる柵が設けられてます。
色んなキャンプガイドブックを眺めると2022年までは全てのサイトの間に境目が分かる木の柵がありましたが、2023年7月現在残っているのはこの作のみとなります。とても殺風景に感じます・・
オートサイトA4から見たオートサイトの全容。温泉までの距離もそんなに遠くありません。
各オートサイトにはコンロが備え付けになってます。どこのサイトにも前の利用者が使った網や炭がそのままになってました・・
またオートサイトには電源も備え付けに。
電源カバーの鍵はなく、自分で何か工具を使って開けなければいけません。キャンプ場のスタッフさんからは「10円玉か何かで捻ってください」と言われましたが、私はクリップの先っぽを使いました。
カバーを開けると電源差し込み口が二口現れます。各サイトともに電源からサイトまで多少の距離がありますので、延長コードは10メートルほどのものをご用意されると良いでしょう。
オートサイトA1-4を過ぎると、奥にトイレが見えます。オートサイトA3、4の利用者はこちらのトイレを使用します。
続いて日本海に面したオートサイトB1-4をご紹介致します。日本海に面した場所には東屋があります。
あいにく私が利用した日は雲が多い日でしたが、晴れ渡った日には東屋から目の前の鏡沼と奥の日本海に照らされる夕陽を眺めることができるでしょう。
東屋から日本海側に面したオートサイトB1-4を眺めます。
オートサイトはA1-4、B1-4の8区画ですが、東屋寄りに謎の2区画があります。電源も付いてますが、今ではっこのサイトは地図にも載ってませんし、使われていません。草が生い茂ってます。。
オートサイトとバンガロー利用者の炊事場は東屋寄りにあります。オートサイトA4とB4に隣接してます。
炊事場も老朽化が激しいですが・・ 蛇口横には洗ったものを置いておける台があり、使い勝手は良いです。
なんともレトロな炊事場。
炊事場には小さな鏡もあり、朝顔を洗うときに重宝しそうです。
そして炊事場には電源も付いてて、ここでドライヤーとかもかけれそう。
オートサイトにはトイレが2ヶ所。1箇所目はオートサイトB1前と2箇所目はオートサイトA4奥の貸テントサイト横です。両方とも形状設備ともに全く同じです。
男子用トイレを撮影しました。公衆便所のようなレトロな作り。
大便器は1箇所。残念ながら温水洗浄便座ではありません(涙)「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」内のトイレは全て温水洗浄便座が付いてません(涙)
私が利用したのは日本海に面しており、微かに日本海を眺めることができる「オートサイトB1」予約時にスタッフさんに「1番のおすすめサイトは?」と質問して、こちらをおすすめされました。
そこまでの眺めは期待できませんでしたが、トイレも近い、炊事場はやや遠め、と言った感じでした。
貸しテントサイト
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」ではレンタルで貸テント(税込1,000円)があります。その貸テント専用サイトが、オートサイトの奥にあります。
私が利用した2023年7月下旬に貸テントサイトを眺めたところ、草はボーボー、あまり利用している方は多くないといった印象でした。トイレが近いのは良いかもしれません。
オートバンガロー6人用(オートサイト側)
続いてオートサイトに隣接するオートバンガローをご紹介。
丘に聳え立つオートバンガローは全部で5棟。手前の3棟は建て替えられてのでしょうか。奥の2棟とは色褪せかんが明らかに違います。
オートバンガローの名の通り、バンガロー横に車が横付け出来ます。
6人用のオートバンガローの駐車スペースは車2台分はあります。オートサイト同様にコンロが備え付けになっており、ここにタープの設営も可能です。
誰もいないオートバンガロー内を撮影。何もないフラットでシンプルな作り。
オートバンガローから目の前に広がる鏡沼とその奥のフリーサイトとバンガロー群を眺めます。オートバンガローからの眺めは良いです。
オートバンガロー利用者のトイレは左奥、オートサイトB1前のトイレを使用します。右奥に見える温泉施設までの距離もすぐです。
鏡沼方向からオートバンガローが聳え立つ丘を眺めます。高台に位置することがわかります。
バンガロー4人用(フリーテント側)
続いて鏡沼に沿った形で鎮座するバンガローをご紹介。
オートバンガローと鏡沼の対面に位置するバンガロー群は2種類(4棟×2種類) まずこちらはバンガロー1-4号。
オートバンガローとの違いは車が横付けできないこと。ただ真後ろに駐車スペースがありますので、ほぼオートバンガローと変わらないでしょう。景色の違いが大きいでしょうか。
ある程度嵩上げされてますので、目の前に見える鏡沼や背面に見える日本海を眺めることができます。
バンガロー前には古びたコンロが設置されてます。
続いてもう一種類のバンガロー、バンガロー5-8号をご紹介。
こちらもバンガローの真裏に駐車スペースがあります。
上記でご紹介したバンガロー5-8号の形状は違いますが、中身は全く同じ2段ベットが設置されております。
こちらにも古びたコンロが設置されております。
バンガロー群から管理棟がある鏡沼方面を眺めます。目の前にはフリーテントサイトが広がります。
キャンピングカーサイト(車中泊サイト)
続いてキャンピングカーサイト(車中泊サイト)をご紹介。
キャンプ場一番奥、バンガロー群の横にキャンピングカーサイトはあります。
キャンピングカーサイトと言っても区画もなく、電源が設置されているわけでもないので、本当に車中泊専用のフリーに近いサイトといった感じです。
フリーテントサイト
続いて鏡沼が目の前のフリーテントサイトをご紹介。
フリーテントサイトにはテーブルやコンロが点々と設置されております。
鏡沼や丘に聳え立つバンガロー群を眺めながらBBQなんて良いですね。
ただフリーテントサイトも貸テントサイト同様、草が伸び放題、と言った感じ。あまり利用者がいないのでしょうか。正直あまり芝の手入れはされている感じではありません。
フリーテントサイトの隅には何やら建物が2棟あります。
右側がトイレです。
大便器はオートサイト同様、これまた公衆便所といった感じ。大便器が全て和式です。
小便器は多めの5機。
その横の建物は炊事場と思いきや、
なんとここは洗濯室(コインランドリー)です。洗濯機が4台設置されており、ここを利用するときには管理棟に申し出て鍵をもらわなければなりません。
しかも乾燥機は管理棟にあるという・・利便性はめちゃくちゃ悪そうです・・ 洗濯室は昔シャワー室だったようで、その面影が残ってますね。
バンガローの目の間にトイレと洗濯室があります。
フリーテントとバンガロー利用者は車中泊サイト寄りにある炊事場を利用します、画像右奥が炊事場です。
ライダーハウス
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」には日本最北端を目指す全国のライダーのニーズを汲んで「ライダーハウス」があります。プレハブ小屋が3棟並んでおりますが、3棟全てがライダーハウスです。
正面向かって一番右側が女性専用のライダーハウスです。女性ライダーが増えた今、これはかなり有難いですね。
一方男性用ライダーハウスは2棟。
中には畳が敷き詰められており、1畳1人と言った使用スペースでしょうか。
荷物置き場もちゃんと設置されております。
ゴミは有料で引き取ってくれます
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」のゴミは全て有料です。管理棟では3種類のゴミ袋が販売されております。決して安くありません。
ゴミはチェックアウト時に管理棟のスタッフさんに直接渡します。一泊二日程度であれば、なるべくゴミを出さない用に工夫していかれることをおすすめ致します。
遊具はちょっとしたアスレチック遊具が
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」にはちょっとしたアスレチック遊具があります。
管理棟からフリーテントサイトに向かう右側にひょっこりとあります。
遊具自体はそんなに大きくありません。ブランコに滑り台、ネットと幼児から小学校低学年までが楽しめそうな遊具です。
あと2022年までは丘の上に聳え立つ「てしお温泉夕映」から鏡沼湖畔までのロング滑り台があったのですが、私が利用した2023年7月下旬には綺麗さっぱり無くなっておりました。老朽化で撤去したのでしょうか?
温泉入浴はキャンプ場隣接の「てしお温泉夕映」まで徒歩で行ける
「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」の最大の魅力は「温泉施設が隣接していること」私が利用したオートサイトB1から「てしお温泉夕映」までは目と鼻の先。結構見られている感が強かったですが・・
オートサイトからは横の通路を通って徒歩で1分足らずで
日帰り入浴の入り口に到着出来ます。
入ってすぐ左に券売機があります。通常料金大人600円なのですが、ちょうど私が利用した日が「いいお風呂の日」で300円と半額でした!
受付向かいの階段を2階に登っていくと、
温泉入り口が見えてきます。
実際に温泉内は低温・高温の内風呂にバイブラ、サウナに水風呂とありましたが、肝心の洋風露天風呂は設備故障により閉鎖、館内も夜の利用にかかわらず電気が半分以上消灯されていたりと、何かとコストカットされている感が否めませんでした・・ ちょっと不満足・・
定休日等はホームページからご確認ください↓
その他「鏡沼海浜公園キャンプ場」で気になること!
その他「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」で気になることを下記に記載致します。
花火は一切禁止! 焚き火は焚き火台を使用しての利用は可能
キャンプ場内は焚き火台を使用しての焚き火は実施可能ですが、花火は全面禁止です。
ちょっと子連れファミリーにとっては残念です。
場内でのキックボードやブレボーの使用も難しそう
子供たちのキャンプ定番グッズ「キックボード」や「ブレボー」の使用も難しそう。というのもキャンプ場内の道は舗装されているものの、よーく見ると砂利混じりの舗装路です。
なのでキックボードやブレボーは滑ることができないでしょう・・
どこのサイトからも眺めはあまり良くありません
日本海と鏡沼に面している「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」ですが、実際に私もキャンプ場に行ってみるまでは「こんなにもサイトから景色を眺めることができないないものなのか・・」と感じました。
私が利用したオートサイトB1からはオートサイトで唯一夕陽を眺めることができるサイトでしたが、実際には目の前の草木が視界を遮って、サイトからはギリギリ見えるかな?と言った感じでした。
ただサイトではなく高台のビュースポットからは日本海に沈む夕陽や鏡沼に映し出される夕陽、そして夕陽の背後に聳える利尻富士を綺麗に眺めることができます。
ちなみに私が利用した日は雲が多く利尻富士を拝むことが一回もできませんでした(涙)
夏場でも虫は少なめ
私が利用したのは2023年7月下旬。北海道でも最高気温が35度にまでなった猛暑の日でした。ただこの日の天塩の最高気温は28度。それでもかなり暑かったですが、気になる虫は風が強かったせいかほとんど気になりませんでした。
ただ海沿いとはいえ、キャンプの虫対策は必須ですので、虫対策は万全に向かいましょう。
まとめ:温泉隣接のキャンプ場に行きたいのなら「鏡沼海浜公園キャンプ場」で決まり!
日本海に沈む夕陽と背後に聳え立つ利尻富士の眺めを期待して行った「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」でしたが、天候に恵まれず拝むことができませんでした。
キャンプ場全体の総合評価としては、施設の老朽化が激しい上に、芝の手入れなどもあまりされておらず、ちょっとがっかりしたというのが正直なところです。
ただ「そんなの気にしない!」という方は、温泉隣接で晴れた日には綺麗は夕陽とオレンジ色に染まる利尻富士を眺めることができる「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」はサイコーの場所になるでしょう。
特に私のようにキャンプの時でもしっかりともう一つの趣味のマラソンによる疲労を抜きたい!温泉でしっかりと療養したい!というキャンパーさんには「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」がうってつけかと思います。
温泉隣接のキャンプ場をお探しなら「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」で決まり!
コメント