プーマの最新カーボンシューズ「ディヴィエイト ニトロ エリート4」が気になっている人は多いはず。

私自身、前作のディヴィエイト ニトロ エリート3で自己ベストを更新し続けてきたこともあり、新作4にはかなり大きな期待を持っていました。
前作「ディヴィエイトニトロエリート3」のレビュー記事はこちら↓

今回は、見た瞬間に惹かれたPUMA x HYROXカラーを購入し、実際に2026年3月8日に行われた名古屋シティマラソンのハーフで着用して走りました。結論から言うと、初めの印象は前作3のほうが反発や推進力を強く感じたのが正直な感想です。

ただし、それは「4がダメ」という意味ではありません。新作4は、前作とは少しキャラクターが変わった可能性があり、合うランナーや得意なシーンが違うと感じました。
この記事では、前作3をかなり履き込んできた私の実体験をもとに、ディヴィエイト ニトロ エリート4の特徴、前作3との違い、どんな人におすすめかを本音でレビューしていきます。
「ディヴィエイトニトロエリート4HIROX」はプーマ公式サイトからの発売しかありませんので、公式サイトをご覧ください↓
プーマ公式サイトから「ディヴィエイトニトロエリート4」を見てみる
アルペン・スポーツデポ、スーパーゼビオの公式サイトでは通常版の「ディヴィエイトニトロエリート4」の在庫が豊富ですので、私はシューズ購入にはよくこの2サイトを利用します。
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プーマ ディヴィエイト ニトロ エリート4とは?
ディヴィエイト ニトロ エリート4の基本スペック
「ディヴィエイト ニトロ エリート4」は、プーマのレース用トップモデルに位置付けられる厚底カーボンシューズです。

フルレングスの高反発フォームにカーボンプレートを組み合わせ、ハーフマラソンからフルマラソンまでしっかり対応できる、いわゆる「勝負シューズ」です。
近年のプーマは箱根駅伝や実業団レースでも着用選手が増えており、厚底カーボンの完成度が一気に上がってきた印象があります。
特にこの「ディヴィエイト」シリーズは、他社の尖りすぎた厚底カーボンに比べてクセが少なく、履きこなしやすいのが特徴です。

前作3でもそれは強く感じておりましたが、新作4もその流れを受け継ぎつつ、さらに細かなアップデートが入っている印象です。
PUMA x HYROXモデルと通常版の違い
今回私が購入したのは PUMA × HYROXモデル です。鮮やかなピンクベースのカラーリングが非常に印象的で、ネットで見た瞬間に「これは欲しい!」と思ってしまいました笑

ただし、今回のレビューでは読者の方が比較検討しやすいよう、基本的には通常版のディヴィエイト ニトロ エリート4を想定 して話を進めます。
HYROXモデルは基本性能そのものよりも、コラボならではのデザイン性や所有感が魅力です。ですので、走りの評価については通常版を検討されている方も十分参考にして頂けるはずです。
価格帯と位置づけ|プーマのレース用トップモデル
価格帯としては、他社の最新厚底カーボンシューズと同等クラスです。安い買い物ではありませんが、プーマのカーボンシューズは耐久性も比較的しっかりしている印象があり、レース専用だけでなくポイント練習にも使える点は魅力です。

私自身、前作3はレースだけでなくある程度の実戦練習にも投入してきましたが、それでも信頼感は非常に高かったです。
そう考えると、単純な価格だけではなく、「どれだけ長く高いパフォーマンスを維持してくれるか」で見ると十分選ぶ価値のある1足だと思います。
ディヴィエイト ニトロ エリート4を購入した理由
HIROXのピンクカラーに一目惚れした
今回は完全に見た目から入りました笑 私は普段、実用性重視でシューズを選ぶことが多いのですが、この HIROXカラーの鮮やかなピンク にはやられました。

最近のランニングシューズは性能差がかなり詰まってきているので、最後の決め手は「履きたいと思えるか」「テンションが上がるか」も非常に大きいと感じています。
特にレースシューズは、スタートラインに立った瞬間の高揚感が大事。その意味でも、今回の4HIROXは所有感という点でかなり満足度が高いです。
前作3でPBを更新し続けたから新作にも期待していた
私が今回4を購入した最大の理由は、やはり前作3への強い信頼です。前作の ディヴィエイト ニトロ エリート3 は、私にとってかなり相性の良いシューズでした。

ハーフやフルで自己ベスト更新を連発し、「軽い・高反発・クセがない」の三拍子が揃った、本当に完成度の高い厚底カーボンだと感じておりました。
実際、これまで当ブログでも何度も触れてきましたが、前作3は履いた瞬間からしっくりきて、走れば走るほど「やはり私の目に狂いはなかった!」と思わせてくれるシューズでした。だからこそ、新作4にはかなり大きな期待をしていたのです。
名古屋シティマラソンで実戦投入した理由
新作4をどの場面で下ろすかは少し迷いましたが、最終的に 名古屋シティマラソンのハーフマラソン で投入しました。

やはりレースシューズは、JOGだけでは本当の良さが分かりにくいです。特に厚底カーボンは、ある程度しっかりペースを上げてこそ反発や推進力、安定感の違いが見えてきます。
名古屋シティマラソンのようなハーフマラソンであれば、今の自分の脚力やフォームとの相性も比較的分かりやすい。そのため、新作4の実力を確認するには良い舞台だと感じて実戦投入しました。
ディヴィエイト ニトロ エリート4のレビュー|実際に履いて感じた走り心地
第一印象は「前作3ほどの反発は感じない」だった
まず結論から申し上げると、初回の印象は「あれ、前作3ほどグイグイ前に進む感じがないな」でした。
もちろん十分軽く、レースシューズらしい反発もあります。ただ、前作3で感じていたあの“自然に脚が前に出る感じ「後半も脚を押し出してくれる感じ」と比べると、4はややおとなしく感じたのです。

これは期待値が高すぎたこともあるかもしれません。前作3があまりにも良かったので、どうしても比較のハードルは上がってしまいます。
ただ、初回のレース使用で「前作以上の爆発力」を期待していた私としては、正直少し拍子抜けした部分はありました。
推進力よりも扱いやすさ・安定感を感じた
一方で、新作4を履いていて感じたのは、単純な反発力の強さではなく 扱いやすさや安定感 です。

※名古屋シティマラソン2026での私の勇姿笑 激風の中、タイムは1時間24分59秒でした。
前作3も十分扱いやすいシューズでしたが、4はさらに着地から蹴り出しまでの流れがマイルドになった印象があります。
良く言えば、脚力が多少落ちてきた後半でもフォームが崩れにくく、無理なく前に進める感じです。悪く言えば、前作3のような分かりやすい爆発感は少し薄れた印象です。

このあたりは好みが分かれるポイントでしょう。私のように「レースでは少しでも強い推進力が欲しい」と考えるランナーには、前作3の方が刺さる可能性があります。
逆に、「厚底カーボン特有の暴れ感は苦手」「安定して巡航したい」というランナーには、新作4の方が合うかもしれません。
ハーフマラソンで使って感じたメリットと注意点
ハーフマラソンで使用して感じたメリットは、やはり 全体としてのまとまりの良さ です。
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接地が不安定すぎない
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極端なクセがない
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レース後半でも扱いやすい
-
プーマらしいフィット感の良さがある
このあたりはしっかり感じました。

一方で注意点としては、前作3の評価が高かった方ほど、初回は「あれ?思ったより大人しいぞ?」と感じる可能性があることです。
ですので、新作4は「前作3の完全上位互換」 と考えない方が良いと思います。むしろ、別モデルに近い感覚で向き合った方が、このシューズの良さが見えてくるはずです。
前作ディヴィエイト ニトロ エリート3と4の違いを比較
反発感・推進力の違い
私が最も違いを感じたのはここです。前作3は、履いた瞬間から「軽い・進む・弾む」が分かりやすいシューズでした。ペースを上げた時の反発が非常に気持ちよく、脚が回るランナーであればかなり武器になるモデルだと思います。

一方で4は、その反発が少しマイルドになった印象。ゼロではありません。十分あります。ただ、前作3のような“明確な速さの演出”はやや控えめになったように感じました。
接地感と足抜けの違い
前作3は、接地してから前に転がっていく流れが非常にスムーズでした。私の場合、ハーフでもフルでも後半に粘れたのは、この足抜けの良さがかなり大きかったと感じています。

新作4は接地感がやや落ち着いており、前への抜け感よりも着地のまとまりを感じます。このため、ピッチ寄りで細かく刻むランナーよりも、一定のリズムで安定して巡航したいランナーの方が相性が良いかもしれません。
安定感とコントロール性の違い
ここは4の良さが出ているポイントだと思います。前作3も不安定なシューズではありませんでしたが、4はよりコントロールしやすい印象があります。

特にレース後半、脚が削れてきた場面でも、必要以上に暴れずに接地をまとめてくれる感じがありました。厚底カーボンは速い反面、ランナーによっては脚が残っていないと扱いきれないことがあります。
その点で4は、より多くのランナーが使いやすい方向に調整された可能性があります。
レースでの“尖り具合”は3のほうが強い印象
勝負シューズとしての“尖り”だけで言うと、現時点では私は前作3の方が強く感じます。これは単純な性能差というより、キャラクターの違いです。

前作3はレースでタイムを狙うための鋭さがあり、ハマった時の気持ち良さが大きい。一方で4は、その尖りを少し丸めて、より安定して使えるようにした印象です。
ですので、「最速感」だけを求める方は3寄りのフィーリングを好む可能性が高い でしょう。
それでも4が合うランナーは確実にいる
ただ、新作4が合うランナーは確実にいると思います。
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厚底カーボン初心者
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他社の尖りすぎたモデルが苦手な方
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フルマラソン後半の安定感を重視したい方
-
強烈な反発よりも扱いやすさが欲しい方
こういった方には、むしろ4の方がしっくり来る可能性があります。

前作3が素晴らしすぎたがゆえに比較が厳しくなりがちですが、4は4でしっかり魅力のあるシューズです。
軽さ
軽さは前作よりも軽量化が図られてます。この「ディヴィエイトニトロエリート4HIROX」の25.5cmは188gと前作よりも重くなってますが、通常版はこれよりも30gほど軽くなってます。

| メーカー名 | 商品名 | 一足の重さ (25.5㎝) |
| プーマ | ニトロ ディビエイト ニトロエリート4 | 188g |
| プーマ | ニトロ ディビエイト ニトロエリート3 | 177g |
| ナイキ | ヴェイパーフライネクスト%4 | 153g |
| ナイキ | アルファフライ3 | 183g |
| ホカオネオネ | シエロX1 2.0 | 188g |
| アディダス | アディオスプロ4 | 183g |
| ナイキ | ズームフライ5 | 260g |
| アシックス | メタスピードスカイTOKYO | 149g |
HIROXが重くなっている要因は、このアウトソールのラバーが原因です。HIROX用に作られているため、ラバーがアウトソール全体に貼られている分、通常盤よりも重くなってしまってます。

でもレースで履いた感じ、200gアンダーのシューズはどれも重さは感じません。軽く感じられたくらいです。むしろこの全体にゴツゴツしたラバーが貼られている影響で、しっかりと地面を捉えるグリップ力を感じました。
「ディヴィエイトニトロエリート4HIROX」はプーマ公式サイトからの発売しかありませんので、公式サイトをご覧ください↓
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アルペン・スポーツデポ、スーパーゼビオの公式サイトでは通常版の「ディヴィエイトニトロエリート4」の在庫が豊富ですので、私はシューズ購入にはよくこの2サイトを利用します。
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ディヴィエイト ニトロ エリート4がおすすめな人
強すぎる反発よりも扱いやすさを重視したい人
「厚底カーボンは興味あるけど、暴れる感じが苦手」そんな方には、新作4はかなり良い候補です。最近のトップモデルは反発が強すぎて、脚力がないと逆に使いこなせないこともあります。

その点、ディヴィエイト ニトロ エリート4は、レースモデルとしての速さを確保しつつ、必要以上に尖らせていない印象があります。
フルマラソン後半の安定感を求める人
ハーフよりもフルで真価を発揮する可能性も感じました。フルマラソンは後半になるほど、単純な反発力だけでなく、フォームを崩さずに走り続けられることが重要です。

そう考えると、新作4の安定感やコントロール性は大きな武器になるはずです。
プーマのカーボンを初めて試したい人
プーマのカーボンシューズは、個人的にかなり好印象です。他社のようにクセが強すぎず、それでいて十分速い。しかも耐久性も他社シューズに比べてかなり高い印象があります。

そのため、初めてプーマのレースシューズを試したい方にも、新作4は有力候補になるでしょう。
デザインや所有感も重視したい人
これは意外と大事です。やはり気分が上がるシューズは、履きたくなります。履きたくなると練習もレースも前向きになります。そういう意味では、カラーリングや見た目が気に入るかどうかも立派な選択基準です。

特に今回のHIROXカラーは、本当に目を引くデザイン。通常版も含め、プーマは最近かなり見た目が良いです。
逆にディヴィエイト ニトロ エリート4が合わないかもしれない人
前にグイグイ転がる推進力を最優先したい人
とにかく「勝手に前に進んでいく感覚」を重視する方は、初回の印象で物足りなさを感じるかもしれません。

私自身がまさにそうでした。前作3の感覚を知っている分、どうしても4にはもう少し爆発力を期待してしまいました。
前作3の爆発感をそのまま期待している人
ここはかなり重要です。前作3を気に入っていた方ほど、4に同じ方向性の進化を求めるはずです。ただ、実際には少しキャラクターが違う可能性があります。

ですので、「3が良かったから4はもっと凄いはず」という入り方をすると、ギャップを感じることがあるかもしれません。
初回の試走で“明確な速さ”を求める人
履いた瞬間に「速い!」と感じたい方には、少し印象が地味かもしれません。ただし、こういうタイプのシューズは距離を踏んだり、フォームとの相性が分かってくると評価が変わることもあります。

初回だけで全てを判断しきれないのも、最新厚底カーボンの難しいところですね。
ディヴィエイト ニトロ エリート4のサイズ感・フィット感
サイズ選びは前作3と同じでよいか
サイズ選びに関しては、基本的には 前作3と同サイズで問題ない方が多い と感じます。私も同じ25.5cmで前作との大きな違和感はありませんでした。

プーマは他社と比べるとややフィット感が強めに出ることがありますが、このシリーズは比較的標準的に選びやすい部類だと思います。
ただし、足幅が広めの方や、厚手のソックスを履く方は、試着できるなら一度試した方が安心です。
アッパーのホールド感と足幅の印象
アッパーは軽量で、しっかり足を包み込む感覚があります。前足部も極端に窮屈というほどではなく、レース用としては十分許容範囲です。プーマらしく、足とシューズの一体感を感じやすい作りだと思います。

個人的には、過度にルーズでも過度にタイトでもなく、バランスの取れたフィット感に感じました。
レース本番で気になったポイント
私は「ディヴィエイトニトロエリート4HIROX」を名古屋シティマラソンで履きましたが、レース本番で大きなトラブルはありませんでした。踵抜けやアッパーの擦れなども特に気にならず、安心して走ることが出来ました。

このあたりは、前作3同様にプーマの完成度の高さを感じる部分です。反発感の印象は違っても、シューズとしての基本性能や安心感はしっかりしていると思います。
ディヴィエイト ニトロ エリート4のメリット・デメリットまとめ

メリット
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扱いやすく安定感がある
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厚底カーボンとしてはクセが比較的少ない
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フィット感が良くレース本番でも安心感がある
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フルマラソン後半でも使いやすそう
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デザイン性、所有感が高い
デメリット
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前作3ほどの反発・推進力は初回では感じにくかった
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「最速感」を期待すると少しおとなしく感じる可能性がある
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前作3の完全上位互換を期待するとギャップがあるかもしれない
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初見で分かりやすい派手さはやや控えめ
プーマ ディヴィエイト ニトロ エリート4はこんな一足
前作3とは別物として見ると魅力がある
今回、新作4を履いて一番感じたのは、「これは前作3の単純な進化版というより、少し方向性の違うモデルとして見た方が良い」ということです。

前作3の爆発感や推進力をそのまま期待すると、少し印象が違うかもしれません。ただ、別物として見れば、4には4の魅力があります。
尖った速さより“扱える速さ”を求める人に向く
最近の厚底カーボンは、本当に速いですが、その分だけ扱いの難しさもあります。その点、新作4は「速さ」と「扱いやすさ」のバランスをかなり意識して作られている印象です。

特にフルマラソンや後半勝負のレースでは、このバランスの良さが武器になる可能性があります。
購入を迷っている人への私の結論
結論として、プーマ ディヴィエイト ニトロ エリート4は十分購入候補に入れて良い1足 です。特に、
-
プーマのカーボンを試してみたい方
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安定感のあるレースシューズを探している方
-
フルで後半までしっかり走りたい方
-
デザインも性能も妥協したくない方
には、かなり相性が良いと思います。

一方で、前作3のような強い反発や推進力を最優先する方は、初回の印象で少し物足りなく感じる可能性もあります。ただ、それも含めてこのシューズは非常に気になる存在であることは間違いありません。
私自身、前作3への愛着がかなり強い分、初回の印象は少し厳しめになりました。それでも、新作4は今後履き込んでいくことで印象が変わる可能性を十分感じる1足 でもあります。
なので、もし購入を迷っているなら、「前作3の後継機」としてではなく、「新しい個性を持ったプーマのレースシューズ」として前向きに検討する価値は十分高いと感じています。
「ディヴィエイトニトロエリート4HIROX」はプーマ公式サイトからの発売しかありませんので、公式サイトをご覧ください↓
プーマ公式サイトから「ディヴィエイトニトロエリート4」を見てみる
アルペン・スポーツデポ、スーパーゼビオの公式サイトでは通常版の「ディヴィエイトニトロエリート4」の在庫が豊富ですので、私はシューズ購入にはよくこの2サイトを利用します。
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