自己新連発!プーマ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」軽くて高反発シューズをサブ3.5ランナがー徹底レビュー! | デリキャンランの北海道大好きブログ!
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自己新連発!プーマ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」軽くて高反発シューズをサブ3.5ランナがー徹底レビュー!

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ランニングシューズレビュー
この記事は約14分で読めます。

2024年7月19日にプーマからリリースされた「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」

これまでナイキ・アディダス・アシックスの厚底カーボンシューズを履き続けてきた私ですが、正直プーマ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」はカラーリングで一目惚れ購入(笑)

ただ見た目だけではなく、シューズとしての性能も素晴らしい!早速発売日から1ヶ月後の8月25日に開催された「北海道マラソン2024」の公認フルマラソンと10月6日の「札幌マラソン」の公認ハーフマラソンで「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」を履いて走ってみましたので、徹底レビュー致します。

プーマ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」自体が気になっている方、他社厚底カーボンシューズとの比較が気になる方にぜひご覧になって頂きたいです。内側の「NITRO」の文字、マジかっこいい・・

ちなみに私の過去5年間のベストタイムは、

10キロ:39分16秒(伊達ハーフマラソン)

ハーフマラソン:1時間24分02秒(2024年東京レガシーハーフマラソン)←「ディヴィエイトニトロエリート3」で達成!

フルマラソン:3時間25分12秒 (2024年洞爺湖マラソン)

というタイムです。俗にいうサブ3.5ランナーが物申している、という感覚で捉えてもらった方が良いです♪

 

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アルペン・スポーツデポ公式サイトからプーマ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」を見てみる

いきなり結論!プーマ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」はどんなランナー向きのシューズなのか?

私はこれまでナイキ・アディダス・アシックス・ホカオネオネといったの有名どころの厚底カーボンシューズをほぼほぼ履いてみて、当ブログでもレビューして参りました。

私の走力は上記に記載した通り、フルマラソン3時間25分、ハーフマラソン1時間24分です。

 

そんな私でもこれまで履いたどの厚底カーボンよりも「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」は「脚へのフィット感が適度にあって、厚底カーボン独特のクセがなく、なのに反発もしっかりあって扱いやすい厚底カーボン」といった感じです(あくまでも個人的主観)

ですので、サブ3.5切るくらいのランナーで数ある厚底カーボンシューズの選択にお悩みの方にプーマ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」は超絶おすすめです。

 

あとプーマ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」はお値段的にも他社厚底カーボンよりも手が出やすい価格設定にもなってます。以下は有名どころの厚底カーボンの定価(税込)です(2024年10月現在)

メーカー名 商品名 定価(税込)
プーマ ニトロ ディビエイト ニトロエリート3 29,700円
プーマ ニトロ エリート2 35,200円
ナイキ アルファフライ3 39,655円
ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 35,750円
アディダス アディオスプロ3 26,400円
アシックス メタスピードエッジプラス 27,500円
アシックス メタスピードスカイプラス 27,500円
ホカオネオネ ロケットX2 35,200円

他社が3万円を超える厚底カーボンが増えてきている中で「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」はまだギリギリ2万円台です(笑)しかしこれは購入のハードルが下がるのではないでしょうか。

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「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」を「北海道マラソン2024」で履いてフルマラソンを走ってみた!

私は2024年8月25日に行われた「北海道マラソン2024」のフルマラソンを「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」で走りました。

昨年に続き、今年も最高気温が30度近くまで上がる酷暑の中、タイムは3時間40分2秒と自己ベストが3時間25分12秒の私としては15分近く遅いタイムとなりました。

 

実際フルマラソンを走った時の「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」の総合評価の詳細を以下に記載致します。

グリップ力・フルマラソン後の耐久性は?

「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」のグリップ力はこれまで発売されてきた他社厚底カーボンと比べてもかなり高いと感じました。

暑さで水を被ってずぶ濡れの地面でも全然滑りませんでした。雨の日のグリップ力もかなり高いと察しました。

 

「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」には耐久性の高い「PUMAGRIP」が採用。フルマラソン後のアウトソールの状態がこちら↓

新品時にあった、黒のプーマ模様が残念ながら薄くなって閉まっているものの、つま先のオレンジラバー部分の水は9割以上残ってます。こちらはほぼノーダメージと言っても良い状態。

かかとのピンク部分の外側が少し擦れましたが、それでもダメージは少ない方と見てます。

シューズ真ん中のミッドソール素材剥き出しの白部分が少し汚れましたが、擦れはありません。

プーマ公式サイトによると、「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」の耐久距離の目安は400キロとなっております。

 

私は北海道マラソンを走る前に「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」を履いて何度か長い距離を走りましたが、とても400キロが耐久の目安だと思えない頑丈さです。

 

耐久性の部分でも他社厚底カーボンを凌駕すると感じてます。

重さや反発力・クッション性は?

最近発売になる厚底カーボンはとにかく軽い!見て目の分厚さからは想像を絶する軽さが多い厚底カーボンの中で「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」の25.5㎝の重量を測定してみると、

なんと!177g!! これは相当軽いです。以下私がこれまで当ブログでレビューしてきた厚底カーボンたちの重量です(全て25.5㎝)

メーカー名 商品名 一足の重さ
(25.5㎝)
プーマ ニトロ ディビエイト ニトロエリート3 177g
プーマ ニトロエリート2 233g
ナイキ アルファフライ3 182g
ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 178g
アディダス アディオスプロ3 197g
アシックス メタスピードエッジプラス 188g
ホカオネオネ ロケットX2 192g

ナイキ「ヴェイパーフライネクスト%3」をわずか1g差でかわしました。200gを切ると相当軽いのですが、これはミッドソール4㎝近くある分厚いソールからは想像できない、びっくりする軽さです。

 

フルマラソンを走っていても後半足が重くなっても、「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」の軽さと反発力で足の回転力を上げてくれました。

 

軽さはこれで終わりにして・・・「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」には「PWR PLATE」というプーマ独自のカーボンプレートが搭載されており、これがパワフルな推進力とエリート級の効率性を実現。

このカーボンプレート「PWR PLATE」と合わせて、これもプーマ独自のミッドソール素材「NITROFOAMELITE」が絶妙な沈み過ぎないクッション性と高反発を実現してくれます。

このプーマ独自のミッドソール素材「NITRO FOAM ELITE」(ニトロ フォーム エリート)がナイキ「ヴェイパーフライネクスト%3」とほぼ同様の高反発を生み出してくれます(個人の主観・・)

ホントこれは履いてみるとびっくりするでしょう。私は見た目のカッコ良さで購入を決めてしまいましたが、今では一番お気に入りのレースシューズとなってしまいました。

暑い時期での通気性や速乾性は?

真夏のフルマラソン「北海道マラソン2024」で「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」を履いて出走しましたが、暑さで給水のたびに水を全身にかけまくりました。

「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」のアッパー素材には「ULTRAWEAVE」という軽量で高いフィット性がある素材が採用されてます。これが汗や給水時の水を思いっきり被っても速乾性が高いので、走っていてもすぐに乾きます。

「北海道マラソン2024」は最高気温が30度近くにまで上がる過酷な状況で、給水ポイントのたびに水を浴びまくってましたが、それでも走り終わるとすっかりシューズは乾いてました。この速乾性の高さには非常に驚きました。

真夏のレースで通気性が高いことも証明されました。シューズの中が蒸れる感じも一切ありませんでした。

サイズ感やフィット感は?

同じプーマのレース用厚底カーボンシューズ「FAST-Rニトロエリート2」と「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」を履き比べてみました。

ご覧の通り「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」の方がゆとりがある形となってます。「FAST-Rニトロエリート2」の方がソックスを履いているかのような窮屈感を感じるフィット感です。

ただ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」も適度なフィット感があります。

割とつま先がワイドな私でもジャストフィットで履くことが出来ました。

北海道マラソン終了後も足裏の擦れや豆が出来てませんでした。足裏はノーダメージで、フルマラソンでノーダメージは「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」が初めてでした。

2024年10月現在ではアルペン・スポーツデポ公式が一番在庫が揃ってます。

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札幌マラソンと東京レガシーハーフで社会人ベスト連発!

この記事を書いている途中の2024年10月6日に「札幌マラソン」の公認ハーフマラソンが開催されました。

その「札幌マラソン」に私はプーマ「ディヴィエイトニトロエリート3」を履いて出走。結果は1時間27分53秒!社会人ハーフマラソンベスト記録を更新!

当日はSGDsの一環で紙コップでの給水なしの自給給水の上に、気温23度と暑く、さらに後半強風という過酷な環境でした。

 

ただ後半はプーマ「ディヴィエイトニトロエリート3」の軽さと高反発力が功を奏して粘った結果、社会人ベスト更新につながりました。

やはり私の目に狂いはなかった!北海道マラソン同様に、今回も足裏の擦れや豆が出来ることはありませんでした。本当に履きやすいシューズだと改めて実感しました。

そしてさらに10/20(日)の「東京レガシーハーフマラソン」でも「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」を穿いて出走! 国立競技場のトラックに足を添える「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」

そしたらなんとなんと!札幌マラソンで出した初回人ベストをわずか2週間で4分近く更新の1時間24分2秒!(NET TIME)

「東京レガシーハーフマラソン」は国立競技場発着、日本橋折り返しというテンション上げ上げでタイムが出やすいと言うこともありますが、これまで社会人になってから20年近くハーフマラソン1時間30分切れなかった私が急にタイムが縮まったのも「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」の効果であることも否定できません笑

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比較するべき他社厚底カーボンシューズは?

これだけ厚底カーボンシューズが世の中に出回ると、正直どれを選択して良いのか?悩ましいですよね。そこでざっくりと有名どころの厚底カーボンと「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」を比較してみました。

プーマ「FAST-R ニトロエリート3」

まずは同じくプーマから発売されている「FAST-Rニトロエリート3」

カーボンプレート剥き出しのオラオラ系のランニングシューズ「FAST-Rニトロエリート3」ですが、こちらの方がよりレース仕様となっております。

履いた感じも全く違うシューズです。軽さも「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」の方が明らかに軽い。また「FAST-Rニトロエリート3」の方が窮屈で、とても普段のジョギングでは使用できそうな感触ではありません。

ミッドソールにも大きな違いがあり、「FAST-Rニトロエリート3」はカーボンプレートが剥き出しで、「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」と比べてもより高い反発力を感じます。

ハーフマラソンや10キロレースなどでより好記録を狙う方におすすめなのが「FAST-Rニトロエリート3」です。

 

ただ「FAST-Rニトロエリート3」は、かなりクセが強いので、普段のジョギングからレースまで使いこなせるシューズが欲しい方には「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」の方がおすすめです。

 

プーマ「FAST-Rニトロエリート2」のレビュー記事はこちら↓

サブ3.5ランナーがプーマ「FAST-R ニトロエリート2」を徹底レビュー!他厚底カーボンと比較してみた!
2024年箱根駅伝で20人ものランナーが着用したプーマ「FAST-R ニトロ エリート2」他社厚底カーボンシューズにはない見た目も奇抜なアウトソールむき出しと、つま先まで迫り出したカーボンプレートが衝撃的なシューズを、他社厚底カーボンシューズと比較してみた!

ナイキ「ヴェイパーフライネクスト%3」

続いてナイキの大人気厚底カーボンシューズ「ヴェイパーフライネクスト%3」こちらも「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」と遜色ないくらいクセがなく、万人が履きこなせる厚底シューズです。

ミッドソールの厚さ、反発力・推進力ともにかなり似通ってます。

ただこのナイキ「ヴェイパーフライ3」は前作「ヴェイパーフライ2」に比べてしっくりこない方が多いと聞きます。「ヴェイパーフライ3」に何か物足りなさを感じている方はプーマ「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」を一度履いてみることをおすすめします。

私は「ヴェイパーフライ3」よりも反発力・推進力・耐久性で「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」が上回っていると感じております。

 

ナイキ「ヴェイパーフライネクスト%3」のレビュー記事はこちら↓

サブ3.5ランナーが解説!ナイキ「ヴェイパーフライ3」レビュー!前作やアディオスプロ3との違いは?
2023年3月に新発売となったナイキ「ヴェイパーフライネクスト%3」待望のヴェイパーフライの新作はどのように生まれ変わったのでしょうか?実際にハーフマラソンを走ってみた感想や、同じく実業団選手や市民ランナーに人気のアディダス「アディオスプロ3」とも比較してみた!

アディダス「アディオスプロ3」

続いて現在市販されているアディダスの厚底カーボンの中でも最高峰モデル「アディオスプロ3」 私も多くのレースで「アディオスプロ3」を履いてきた愛好家でもあります。

「アディオスプロ3」の最大の特徴は爆発的な推進力。これが私にはたまらずにここ2年はレースで「アディオスプロ3」を履く機会が多かったです。あとは耐久性の高さがポイント高いです。3年目に入ってもアウトソールはまだまだ現役です。

「アディオスプロ3」に関してはホントに文句の付け所がないシューズですが、「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」との違いをあえて申し上げるとすると、走っている時の安定感でしょうか。

「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」の方がグラグラしない、安定感を持って走ることが出来ます(個人的主観ですが・・) ただお値段的に「アディオスプロ3」の方が安いので、総合的に判断されて購入されると良いでしょう。

 

アディダス「アディオスプロ3」のレビュー記事はこちら↓

サブ3.5ランナーが解説!アディダス「アディオスプロ3」レビュー!前作や「ヴェイパーフライ3」との比較は?
2022年7月に新発売となった「アディオスプロ3」発売から1年以上経ってもなお実業団選手や市民ランナーから高い支持を得てます。同じく人気モデルのナイキ「ヴェイパーフライ3」との比較を踏まえて、実際に「アディオスプロ3」を履いてハーフマラソンを走ったレビュー!

まとめ:ハーフマラソンからフルマラソンまで走れる万能シューズ。サブ3.5ランナーにおすすめ!

厚底カーボンが市民ランナーに浸透してから5年近くが経過しましたが、ここ数年はどのメーカーも遜色ない厚底カーボンを発売してきており、正直購入選択に悩む機会が多かったです。

そんな中、本格的に厚底カーボンシューズに進出してきたプーマが出した「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」

 

適度なフィット感、高反発、速乾性、耐久性、そしてコスパ、どれを取っても他社厚底カーボンと遜色ない厚底カーボンシューズが出たなと言った感じです。

特に私は2024年10月以降ハーフマラソンで2回も「ニトロ ディビエイト ニトロエリート3」で自己新記録を更新したというエビデンスがあります。

 

他社厚底カーボンシューズに物足りなささを感じている方に、一度試してもらいたい厚底カーボンシューズです。

 

2024年10月現在ではアルペン・スポーツデポ公式が一番在庫が揃ってます。

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