2023年11月2日にスイス発のスポーツブランドOn(オン)から新発売になった
クラウドエクリプス(cloud eclipse)!
On史上最も厚いミッドソールを搭載していることで注目を浴びているOnの「クラウドエクリプス」
私のInstagramでOn「クラウドエクリプス」の全体像を撮影してます。
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ちなみに私の過去5年間のベストタイムは、
10キロ:39分16秒(伊達ハーフマラソン)
ハーフマラソン:1時間24分02秒(2024年東京レガシーハーフマラソン)
フルマラソン:3時間25分12秒 (2024年洞爺湖マラソン)
というタイムです。俗にいうサブ3.5ランナーが物申している、という感覚で捉えてもらった方が良いです♪
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On(オン)クラウドエクリプス(cloud eclipse)のスペック
On「クラウドエクリプス」の各部位の特徴(スペック)について以下にご紹介致します。
カラーは3種類から選べる
2023年11月2日に発売になったクラウドエクリプスですが発売当初のカラーバリエーションはシックなカラーのブラック/フロスト、オレンジ基調のフレイム/アイボリー、ホワイト/サンドの3種類。
オレンジ好きの私はもちろんフレイム/アイボリーを選択しました。
クラウドエクリプスの魅力は極厚の厚底シューズだけではなく、環境に配慮した製造プロセスにもあります。
原液着色法を採用し水使用量を従来比で90%削減。シューズの糸自体も再生ポリエステル100%を使用。地球にも足にも心地よいモデルとなっております。
重さは?
気になるシューズの重さですが、25.5㎝で249gと、見た目のゴツさからは想像以上の軽さです。
こうしてゴツ目のクラウドエクリプスを片手で持ってみてもその軽さが手からも伝わってきます。
アッパー(表面の生地)は?
On「クラウドエクリプス」にはエンジニアードメッシュという通気性が良い素材がアッパー(シューズ表面の生地のこと)全体に採用されております。
また上記でもご紹介済ですが、シューズの色付けにはドープ染色法という原液着色法で染色がされており、この工程で従来の染色に比べ90%の水を節約することを可能にしています。
環境にも配慮された製造プロセスで作られていることがSDGsの時代に即していて、Onという企業評価も高まってます。
シューズ全体を見渡すとかなりしっかりした製法で作られていることがよく分かります。前足部のサポート力を高めるために機能的な刺繍ラインが施されているようです。耐久性も高そうです。
シュータン(靴ベロ) 履き心地・サイズ感は?
シュータン(靴ベロ)は特殊構造のニット素材が用いられてます。
以前ナイキ「ズームフライ4」で採用されていた足の甲をしっかりと包んでくれる伸縮性のある薄いニット素材です。これによって軽量化も図られてます。
足の甲全体をしっかりとしたフィット感で包み込んでくれる履き心地です♪
あとサイズ感ですが、私はナイキ・アディダス・アシックス・ホカオネオネのシューズ全て25.5㎝でクラウドエクリプスも25.5㎝を購入。
Onのシューズは上記メーカーのシューズよりも幅は広めに作られております。足の幅が広めの私ですが、それでも少しゆとりのあるサイズ感で、リカバリーjogやjogをするには良いサイズ感だと感じております。
ミッドソール クッション性・反発力は?
ミッドソールに穴が開いてあることが特徴的なOnのシューズ。このOn独自のミッドソール「CloudTecシステム」は世界特許を取得しております。
今回発売になったクラウドエクリプスにはOn史上最もスムーズなライド感で「雲の上の走り」を届ける2柔構造の新たなミッドソール「CloudTec Phase®」 (クラウドテックフェーズ)が搭載されております。
FEA(有限要素解析)というソフトウェア手法を用いて、走る時の体の動きを解析し、足腰にかかる負担を最小限に抑えるように開発されたのがCloudTec Phase® (クラウドテックフェーズ)です。
そしてクラウドエクリプスのミッドソール素材には衝撃吸収性に優れた「Helion™スーパーフォーム」が採用されております。
柔らかすぎず硬すぎずクセのない「Helion™スーパーフォーム」がどんなランナーでも履きこなせるクラウドエクリプスの大きな特徴でもあります。
なのでクラウドエクリプスはランナーレベル層の幅が広く、日頃のトレーニングから長めのjog、リカバリー走まで様々なシーンに対応できる、全てのランナーに適したランニングシューズとも言えます。
アウトソール 耐久性と真ん中のカーボンの効果は?
アウトソールには耐久性の高いラバーが施されてます。
ラバーの耐久性については今後日頃からのjogを重ねていく上で検証した結果を追記したいと思います。
アウトソールで注目するべきは、シューズの真ん中部分にクロスに配置されている「Speedboard®」というカーボン素材。
Onのシューズには基本的に全てプレートが入っておりますが、クライドエクリプスに搭載されている「Speedboard®」は開発に無数の時間をかけた特殊なカーボン素材。
この「Speedboard®」が極厚のミッドソールから走りの安定性と重心移動を実現してくれます。
夜間ランニングでも安心の反射材付き
On「クラウドエクリプス」には側面とかかと部分に反射材が施されてます。
自宅で光を当てて撮影してみました。側面とかかとの「On」マークが光に反射しているのがお分かり頂けるかと思います。
目立つことなく適度な大きさで配置されているOnのロゴマークですが、夜間ランニングでの安全性も高めてくれます。
クラウドエクリプスと比較するべきシューズは?
クラウドエクリプスの購入をお悩みの方は「一体他のシューズとどう違うのか?」という点が気になるかと思います。私が実際にクラウドエクリプスを履いて走った感触で比較するべきシューズを以下にご紹介致します。
On「クラウドモンスター」と「クラウドフロー4」
クラウドエクリプスと同じOn(オン)から発売されている「クラウドモンスター」と「クラウドフロー4」On野中でも比較的最近発売になったモデルです。
私は2023年10月末にちょうどOnの試着会があるとのことで参加して両シューズを履いて走ってみました。
こちらがクラウドモンスター。「モンスター」の名の通りモンスター級のクッション性がウリのモデル。クラウドエクリプスと比べて軽くて反発力も高い感じで、jogやリカバリーシューズというよりはサブ4ランナーくらいのレースシューズといった印象です。
さらにこちらは「クラウドフロー4」クラウドエクリプス同様にアウトソールにカーボン素材「Speedboard®」が搭載されているモデルで、クラウドエクリプスよりも軽く加速感があるのがウリのモデル。こちらもどちらかというとサブ4レベルのランナー向けのレースシューズと言えます。
Onの中でも「クラウドエクリプス」はレースではなく普段のロング走やリカバリーjog用といった位置付けですね。
ナイキ「インヴィンシブル3」
on「クラウドエクリプス」にコスパや性能などトータルで一番近いモデルがナイキ「インヴィンシブル3」だと感じました。
ナイキ「インヴィンシブル3」」は2023年1月に発売されたモデルで、同じくナイキの大人気シューズ「ヴェイパーフライネクスト%」にも搭載されているミッドソール素材「ZOOX」が搭載された大人気モデルです。
こうして両シューズを並べてみるとソールの厚さからシューズの形状まで似通っていることが見た目からもお分かりいただけるかと思います。
かかとの肉厚具合も瓜二つです。
シューズの重さも似通ってます。同じサイズ25.5㎝でクラウドエクリプスが249gでナイキ「インヴィンシブル3」が250gなのでその差は僅か1gとほぼ同じ重量です。
ではこの二足のシューズの違いについて比較表を作ってみましたのでご覧ください。
クラウドエクリプス | インヴィンシブル3 | |
ミッドソールの硬さ | 硬すぎず柔らかすぎず | 柔らかい |
クッション性 | 普通 | 高い |
反発力 | 普通 | 高い |
推進力 | 高い | 普通 |
定価(税込) | 20,680円 | 25,740円 |
ナイキ「インヴィンシブル3」の方が明らかにミッドソールが柔らかくてフワフワします。一方On「クラウドエクリプス」は見た目ほどのクッション性は感じないものの、カーボンプレート効果で推進力が高いと感じます。
ミッドソールの硬さはかなり好みが分かれるかと思います。スピード練習もしたいのならOn「クラウドエクリプス」、リカバリーjogメインで柔らかいソールを重視ならナイキ「インヴィンシブル3」かと思います。
ナイキ「インヴィンシブル3」についてレビュー記事を書いてますので、気になる方はこちらをご覧ください↓
実際に履いて走ってみた感触
On「クラウドエクリプス」を履いて14キロ(jog +1kmダッシュ)走ってみました。足を優しく包み込むフィット感に心も体も躍るクッション性にランニングも楽しくなるシューズです♪
jogでの感触
ミッドソールの硬さが「硬すぎず柔らかすぎず」なので長時間走っても足が疲れないのがポイント高いです。
そしてクライドエクリプスはシューズの先っぽがクイっとわん曲しておりますが、これが体の重心を前のめりにしてくれて体をグイグイ前に押し出してくれる振り子のような役割を果たしてくれます。
ホント走っていてもクセがなく、ランニングを楽しくさせてくれる心躍らせるシューズです。jogの長いお供になりそうです。
スピード練習での感触
14キロの合間にクラウドエクリプスで1kmをダッシュしてみました。
といっても10月に3回ハーフマラソンを走って膝がボロボロになった怪我明け3週間ほぼ走っていない状態での1km走だったので大したタイムではありませんが・・
クラウドエクリプスでも1キロ3分40秒で走れました。やはり特殊素材のカーボンプレート「Speedboard®」が搭載されている影響か、スピードを出した時の反発力を強く感じました。
これはもはやナイキ「インヴィンシブル3」がライバルではなく、ナイキ「ズームフライ5」も標的に入ってくるポテンシャルを持ったシューズかもしれません。
Onのシューズは見た目もおしゃれで普段履きもできる!
見た目もおしゃれなOnのシューズは最近街角でも年齢問わず普段履きで見かけるようになりました。クラウドエクリプスも3種類全てのカラーでそこまで派手さはないので、全然普段履きもできちゃいます♪
ちなみに私はワンコの散歩でクラウドエクリプスを履いてます♪
というのも我が家のポメラニアン、めちゃめちゃ足が早くて私の全力疾走よりも早いのです・・なので突然ダッシュとかした時に対応できるようにクライドエクリプス履いているという理由でもありますが。。
特にシックなブラックカラーはどんな着こなしでも合わせられるカラーかと思います。
まとめ:足を優しく労わるOn「クラウドエクリプス」はレベルに関係なく全てのランナーのjogに適している!
Onのシューズはずっと気になってはおりましたが、クラウドエクリプス発売のニュースを見た時に「これだ!」と思って即買いしてしまいました。
第一印象はやはり私の好きなオレンジカラーがあったこと、そして見た目インパクト大な極厚なミッドソールが目を引いたことでしょうか。
実施に購入して履いてみたら、見た目のゴツさとは裏腹な軽さ、そして思ったより「硬すぎず柔らかすぎない」ミッドソールがランニングを快適なものにしてくれます。
正直今はミッドソールが柔らかすぎて人によっては足に合わないシューズがたくさんあります。私も数多くのメーカーの厚底シューズを履いてレビューして参りましたが、On「クラウドエクリプス」は全くクセがなく、どんなレベルのランナーにも最適なシューズだと感じました。
どんなランナーにも合う、クセがないランニングシューズをお探しの方におすすめ致します!
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