【サブ3.5ランナーが実走】アディダス「アディオスプロ2」レビュー!

SNSフォローボタン
ランニングシューズレビュー
この記事は約14分で読めます。

2021年7月1日に発売となったアディダス「アディゼロ アディオスプロ2」!

最近ナイキの厚底カーボンプレート内蔵のランニングシューズが陸上界を圧巻しておりますが、前作「アディオスプロ」発売からアディダスの厚底カーボンもじわじわとエリートランナーから市民ランナーにまで浸透してきております。

 

2021年7月1日に発売された「アディオスプロ2」は前作「アディオスプロ」と比べて全く別物のシューズに進化しております。

早速アディダス「アディゼロ アディオスプロ2」を発売日に購入して17キロ走ってみましたので、レビューさせて頂きます。

 

ちなみに私の過去5年のベストタイムは

  • フルマラソン :3時間32分46秒
  • ハーフマラソン:1時間29分13秒

です。月の練習走行距離は150キロから180キロくらいと、ガチな市民ランナーではありません。このくらいの総力の方の参考にして頂きますと幸いです。

ブログランキングに参加しております。こちらをポチして頂けると助かります!

にほんブログ村 その他スポーツブログ ランニングへ

 

この記事を読んで頂きたい方とは
①アディダス「アディオスプロ2」を購入しようかお悩みの方
②アディダス「アディオスプロ2」と前作「アディオスプロ」との違いを知りたい方
③アディダス「アディオスプロ2」とナイキ「アルファフライ」「ヴェイパーフライ2」との違いを知りたい方
スポンサーリンク

いきなり結論!アディダス「アディゼロアディオスプロ2」はサブ3.5ランナー向けなのか?

上記ベストタイムの私はいわゆる「サブ3.5」付近に位置するごく一般的な市民ランナーですが、厚底カーボンシューズを履いて次々と好記録を連発するエリートランナーを見て、すっかり厚底カーボンにハマってしまいました。

※実力とは裏腹に厚底カーボンシューズだけが自宅に溜まっていく・・

 

私はナイキの「ズームフライ3」「ヴェイパーフライネクスト%」や「アルファフライネクスト%」、ニューバランス「フューエルセルRCエリート」、今回ご紹介するアディダス「アディオスプロ2」の前作「アディオスプロ」など、次々と発売する厚底カーボンシューズを試して参りました。レビュー記事はこちら↓

【サブ3.5ランナーが実走】ナイキ「ヴェイパーフライネクスト%2」レビュー!
2021年4月15日に新発売となったナイキ「ヴェイパーフライネクスト%2」を発売日に購入して早速履いて走ってみました。サブ3.5ランナーの私が実際に走ってみた感触や感想を徹底レビュー致します!
ナイキ アルファフライネクスト% レビュー! 話題の厚底シューズをサブ3.5ランナーが検証!
ヴェイパーフライの後継シューズ「ナイキ エアズーム アルファフライネクスト%」!サブ3.5ランナーの私が細部に渡るまで実際に走って検証してみましたのでレビュー致します!
フューエルセルRCエリートレビュー!ナイキ・アディダスの厚底シューズと比較してみた!
ニューバランスのカーボンプレート搭載の厚底ランニングシューズ「フューエルセルRCエリート」気になって買って走ってみましたので、ナイキ「アルファフライ」や「ズームフライ3」、アディダス「アディオスプロ」との違いを比較しながらレビュー致します!
「アディオス プロ」実走レビュー!今注目のアディダス厚底シューズを検証!
アディダスの厚底シューズ「アディゼロ アディオス プロ」!サブ3.5ランナーが最強厚底シューズナイキ「アルファフライネクスト%」と比較実走してみました。それはナイキがほぼ独占していた「厚底シューズ市場」に変化が起こるしれない衝撃的なランニングシューズでした!

正直どの厚底シューズを履いてもタイムに相違はないと感じております。ただ履き心地やフィット感などそれぞれのシューズで大きく異なり、その人の好みがあると思います。

 

その中でもミッドフッド走法(足の裏全体で着地をする走り方のこと)である私の足にはアディダス「アディオスプロ」が一番しっくりきておりました。

 

そこでさらに進化したと聞いていた「アディオスプロ2」を購入。早速17キロ走ってみたところ思ったよりクセがなくて走りやすい!

しかも前作ではアウトソール(くつ底)耐久性が弱いと言われたいたのが大きく向上しておりますので、厚底カーボンを長く履きたい、癖のない厚底カーボンを履きたい!という方におすすめです。

 

あとはお値段の違いでしょうか。新作「アディオスプロ2」は前作に比べて1,500円お値段が安くなりました。また他社厚底カーボンシューズと比べても「アディオスプロ2」はお買い求めやすくなった点はプラスかと思います。

メーカー名 商品名 定価(税込)
アディダス アディオスプロ2 26,000円
アディダス アディオスプロ 27,500円
ニューバランス フューエルセルRCエリート 28,600円
ナイキ アルファフライネクスト% 33,000円
ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26,950円
ナイキ ズームフライ3 17,600円

 

では実際に17キロ走ってみた感触など、下記に徹底的に検証して参ります。

アディダスオンラインから「アディオスプロ2」を見てみる

アディダス「アディゼロアディオスプロ2」を実際に履いて走ってみた感触 前作との違いを踏まえて

結局アディダス「アディオスプロ2」は前作の「アディオスプロ」と比べて何が変わったの?とお思いの方が多いと思いますので、前作との違いを踏まえて、私が感じた点を下記に詳しくご紹介して参ります。

※左が新作「アディオスプロ2」右が前作「アディオスプロ」

 

実際に17キロ走ってみましたが、カーボンパワーによりグイグイ進む印象です。最後は4分10秒くらいで走っている感覚でしたが、3分52秒までペースが上がってしまうくらい、勝手にペースが上がってしましました。

では実際に走ってみての「アディオスプロ2」の細かい気になる点をご紹介致します。

スポンサーリンク

足を入れた時のフィット感とサイズ感は?

私の足のサイズは25.5センチです。前作「アディオスプロ」もナイキもニューバランスも全て25.5センチですが、新作「アディオスプロ2」に最初足を入れた時の感触は「あれ少し大きいかな?」と感じました。

「アディオスプロ2」はアッパー(つま先の生地のこと)がスケスケです。試しに裸足で「アディオスプロ2」を履いてみたところ、このように足がスケスケなのがお分かり頂けると思います。

 

見てお分かり頂けると通り、足の指の先に少し余裕があるのがわかるかと思います。

 

実際に走ってみるとデカい感じはしませんでしたので、通常サイズで問題はないと思いますが、前作「アディオスプロ」と比べて少しゆとりを感じました。

 

というのも新作「アディオスプロ2」は前作「アディオスプロ」と比べてシュータン(くつベロのこと)の構造に変化が見られるからです。

一見同じ素材・同じ形状に見えますが、シューズの内部構造に大きな違いが見られます。前作「アディオスプロ」はシュータンがインソール(靴の中敷のこと)と繋がっていた為、これが絶妙なフィット感を生み出していました。

新作「アディオスプロ2」では良く見るとシュータンとインソールが繋がっておらず、シュータンが独立しております。これがシューズ内でのフィット感に違いをもたらしていた要因です。

ただ「アディオスプロ2」には前作にはなかったかかと部分の両サイドに「パッド」が内蔵されております。これによってかかとの「抜ける感じ」は無くなりました。

前作「アディオスプロ」のフィット感が「ちょっとキツいかな?」と感じていた方は新作「アディオスプロ2」の方がしっくりくると思います。

 

また「アディオスプロ2」は男女兼用モデルとなっているため、女性のランナーの方は0.5センチサイズダウンでも良いかもしれません。

クッション性・反発力・推進力は?

「アディオスプロ2」ではクッション性が大きく向上しております。ミッドソール(ソールの中間部分の素材のこと)には高反発『LIGHTSTRIKE PRO(ライトストライク プロ)』が搭載され、反発性と推進力を得られます。

また前作同様に「アディオスプロ2」でもミッドソール内に5本骨状カーボンの『ENERGY RODS(エナジーロッド)』が採用され、これが爆発的な反発力と推進力を生み出します。「アディオスプロ2」ではエナジーロッドが三本剥き出しになってます。

実際に「アディオスプロ2」を履いて走ってみるとその反発力と推進力の凄さが分かります。上記どご紹介した通り、1キロ4分10秒くらいの感覚で走っていても3分52秒で走ってしまうくらいグイグイ進みます。

グリップ力は?

グリップ力は前作「アディオスプロ」でも相当高いものがありましたが、新作「アディオスプロ2」ではもっとグリップ力が向上しております。

新作「アディオスプロ2」では軽量の『LIGHTWEIGHT TEXTILE RUBBER(ライトウェイトテキスタイルラバー)』が採用されて、従来よりもグリップ性能の向上と軽量化がなされております。。

新作・前作とも表面はツルッとしているように見えますが、よくよく見てみるとヤスリのように細かい溝が見えます。これが強力なグリップ力を発揮してくれます。

「アディオスプロ2」の重さは?

ランニングシューズの命取りとも言われる「重さ」。特にフルマラソンでは後半シューズは1gでも軽い方が良いと思う場面に多々遭遇致しました。では「アディオスプロ2」の重さを測ってみましょう。

サイズ25.5センチで208gです。 一方の前作「アディオスプロ」は同じ25.5センチで209gでした。1gだけ軽くなりました。。

私が所有している厚底カーボンの重さを比較してみました。全て25.5センチです。

メーカー名 商品名 一足の重さ
アディダス アディオスプロ2 208g
アディダス アディオスプロ 209g
ニューバランス フューエルセルRCエリート 183g
ナイキ アルファフライ 190g
ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 178g
ナイキ ズームフライ3 236g

アディダス「アディオスプロ」シリーズは他社厚底カーボンシューズと比べて少々重くなっております。重さを重視される方には「アディオスプロ」シリーズだと重さの違いを感じてしまうので、おすすめできません。

通気性と撥水性は?

新作「アディオスプロ2」のアッパー(かかと以外の生地のこと)にはアディゼロシリーズ最薄最軽量の『CELERMESH (セラーメッシュ)2.0』が採用されております。

 

あとは前作「アディオスプロ」にはなかった通気口がつま先の外側部分と、

がかかとの内側に採用されたことで、通気性が向上しております。靴の中のムレを防いでくれます。

「アディオスプロ2」のインソールにも通気口があり、通気性を大幅に向上してくれます。

撥水性ですが、一見水を弾きそうな「セラーメッシュ2.0 アッパー」ですが、水を浴びるとすぐに湿ってきます。ただ渇きは早いので、真夏のレース向きかと思います。

スポンサーリンク

耐久性は?

厚底カーボンシューズのデメリットでもある「耐久性」 前作「アディオスプロ」では走行距離を重ねるにつれてカーボンロッド内蔵部分が凹んでくるという事象が発生しました。 あとはアウトソール(靴の裏の部分こと)のやすりの部分が早々に剥がれてくるという話も聞いたことがあります。

その前作でのデメリットを新作「アディオスプロ2」は克服したかなと思います。まずは靴の先端に前作にはなかった自動車やレース用の自転車に採用されている『CONTINENTAL RUBBER(コンチネンタルラバー)』が採用されております。

またグリップ力の所でもご紹介致しました『LIGHTWEIGHT TEXTILE RUBBER(ライトウェイトテキスタイルラバー)』のかかと部分の配置も微妙に変更されてます。前作はかかといっぱいまで施されていたラバーが新作「アディオスプロ2」ではかかとの手前までの施しとなっております。

この微妙な配置の変更によって、ラバーが剥がれ落ちるのを防いていると思われます。新作と前作のかかとを並べてみても右側の新作「アディオスプロ2」の方がかかとが浮き上がっているのがお分かり頂けると思います。

この浮き上がりによって地面との「突っ掛かり」を軽減し、アウトソールの損傷を少しでも抑制するように作られております。

 

ちなみに17キロ走行後の新作「アディオスプロ2」のアウトソールの状態がこちら↓

1キロ平均ペース4分40秒前後で走りましたが、損傷はほぼありません。そして前作「アディオスプロ」では初めての走行後に見られた「カーボンロッドの沈み込み跡」はみられませんでした。耐久性は大きく向上したと見られます。

 

アディダスオンラインから「アディオスプロ2」を見てみる

「アディオスプロ2」は前作と比べてナイキ「ヴェイパーフライ」と「アルファフライ」くらいの差を感じる

前作「アディオスプロ」のデメリットを克服したのが「アディオスプロ2」だと感じました。あとは走っていてシューズのクセはほぼなく、ミッドフット走法でも十分走れました。

では前作との大きな違いは?というと、正直それほど大きな違いは感じませんでした。

 

しかしあえて差を申し上げますと、ナイキの厚底カーボンシューズを履いたことのある方なら体感されていると思いますが、「ヴェイパーフライネクスト%2」と「アルファフライネクスト%」ほどの差があるなと感じました。

というのは両者ではアウトソールに大きな違いがあり、「アルファフライ」の方はつま先にエアが内蔵されており、よりフォアフット走法(つま先走り)をされるエリートランナー向けと言われております。

新作「アディオスプロ2」もカーボンロッドが剥き出しで、前作「アディオスプロ」と比べてもややフォアフット走法をされる方重視の構造となっております。

実際に私も1キロ4分ペースで走っている時よりも3分台でややフォアフット走法で走っている時の方が「アディオスプロ2」の効果(反発力と推進力)を体感出来ました。

 

前作「アディオスプロ」はアウトソールがフラットなので、普段のランニングからレースまで幅広く使えると、以前のレビューでも申し上げておりましたが、新作「アディオスプロ2」はスピード練習やレース向きのシューズになるかと思います。

スポンサーリンク

アディオスプロ2をハーフマラソンの大会で履いてみた!

2021年は2020年に続きコロナ禍で多くのマラソン大会が中止となりました。北海道でも緊急事態宣言とまん延防止等の狭間にかろうじてハーフマラソンの大会に参加することが出来ました。

それが「江別野幌トライアルハーフマラソン」でしたが、そのハーフマラソンで「アディオスプロ2」を履いて走ってみました。

当日の気温は30℃近くまで上昇し、湿度も80%以上と関東並みの過酷な状況でのレースでしたが、結果はこちら↓

自己ワースト記録・・・ 練習不足と過酷な気象状況で後半大失速し、最後の3キロは1キロ6分近くかかってしまいました。。

 

気になる「アディオスプロ2」の感触ですが、1キロ4分30秒で行こうとしたところ、「アディオスプロ2」の反発力が思いのほか強く、10キロまで4分15秒ペースで走ってしまいました。。それくらい気持ちよく走れました。

ただ2021年初レースで気合が入りすぎて靴ひもを強く締めすぎた影響で、きつく閉めすぎた左足の親指の付け根を思いっきり血豆を作ってしまいました。

 

左足の靴紐はジャストサイズの締め具合だったので、なんともなかったのですが、なんとも悔やまれるレースとなってしまいました。

 

ちなみに「江別野幌トライアルハーフマラソン」のスタート&ゴールは赤いタータントラックでした。ゴール直後の靴底を確認すると、真っ赤に染まってました。

家に帰ってすぐに洗いましたが、綺麗に汚れが取れましたので、ご安心ください♪ また「アディオスプロ」初代モデルに見られた「エナジーロッド」の凹みは「アディオスプロ2」にはレース後も見られませんでした。

 

耐久性は明らかに初代モデルよりも向上したことが、実際にハーフマラソンを走ってからも実感致しました♪

【サブ3.5ランナーが実走】アディダス「アディオスプロ2」レビュー!まとめ

最後に一つ「アディオスプロ2」購入の注意点を申し上げておきます。私はオレンジ色が好きなので「アディオスプロ2」の発売時のカラーにも一目惚れして購入してしまいました。

アディダス公式サイトを見ると「アディオスプロ2」のカラーは「フットウェアホワイト/カーボン/ソーラーレッド」となっておりますが、実際に緑色のソックスを履いて「アディオスプロ2」に足を通すと・・

すっかり薄いグリーンカラーのシューズに早変わりしてしまいました・・

そうです。シューズはオレンジ色かと思いきやオレンジ色はインソールの色で、アッパーを覆う『CELERMESH (セラーメッシュ)2.0』がスケスケなので、インソールのオレンジが透けているだけなのです・・

でもかかとの補強にはしっかりとオレンジカラーが施されておりますので、オレンジ好きには「アディオスプロ2」はおすすめです(笑)

 

もちろんそれ以外にも前作「アディオスプロ」のデメリットをしっかりと克服したのが「アディオスプロ2」です。走っていてもそこまで大きなクセがないので万人受けする厚底カーボンシューズかと思います。

コメント

  1. Tomy より:

    デリキャン様
    初めまして。
    いつも楽しみにブログを拝見させていただております。
    10月10日に初マラソン サブ3・5(とんでもない大記録に”汗”)に向け練習にはげんでる48歳オヤジランナーです。

    いつもシューズのレビューが本当に参考になり、ニューシューズ購入のさいは実店舗よりブログを覗いてしまうほどです!!
    そこで、質問ですが アディオスプロ2 ヴェイパーフライ2 本番で使用には正直どちらがオススメでしょうか?
    今までカーボン搭載シューズは未経験で、もっぱらテンポネクストでトレーニングをしてます。
    テンポは調子よくこれで本番もいけると思うくらい相性は抜群でした。
    ただ、重さは若干気になりますが、距離走30キロもキロ4、30くらいならなんとかクリアできました。
    さらなるスピードアップの武器に是非アドバイスいただけたらと思います。

    どうぞ、よろしくお願いします。

    • Tomy様、いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
      普段テンポネクストで相性が良いのでしたら、同じくナイキのヴェイパーフライ2をおすすめ致します。
      というのも私の経験上、サイズ感やフィット感、走りやすさなど、メーカー間で一致するからです。

      サブ3.5は容易ではありませんよね。10月は気候的に涼しい時期ですので好記録が期待できそうです。ご健闘を祈念しております!

タイトルとURLをコピーしました